Dino 208gt4 from Venezia


そのドライブフィールはフェラーリの名に恥じないもので、キーンというサウンドはまさに246Dinoの後継車であることをうかがわせる。4速アクセル全開で抜けるゆるいコーナーはライトウェイトスポーツのような軽やかな挙動をしめす。タイトコーナーでのアクセルの開度に応じてリニアにノーズの向きを変える応答性のよさはこれぞスポーツカーと呼ぶに相応しい。





フロントボンネット手前にはDino のエンブレムがつき、

過去の多くのgt4オーナーがDino のエンブレムを取り外し、Ferrari のバッジや跳ね馬のエンブレムに交換した人が多いなか、今となってはこのDino だけのバッジのつくgt4はより貴重な存在となっている。
湿度が低く、雨の少ないイタリアにあったからこそ、錆びなどによる腐食がみられないのもこの車がこのようなよいコンディションを保ち続けてこられた一つの理由だろう。



リヤのナンバーの穴埋めをすませ、磨きをかければ、40年前にモデナを出荷した時の美しさを取り戻すにちがいない。
今からその日が楽しみだ。
by cavallino-cars | 2015-10-08 16:29 | Comments(2)

通関が済んでショールームでしょうか?
それとも、磨き上げ中ですか?
見てるだけだわくわくしてきます。