gt4 の魅力

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Dino246の後継車としてデビューしたgt4はフェラリスタに親しまれてきた美しい曲線に代表されるピニンファリーナのものではなく、直線を多用した近未来的なベルトーネのデザインと4人乗りという点から当時の人気はいまひとつかんばしいものではなかった。
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あれから40年。その評価は確実に変わってきている。
4人乗りのスポーツクーペとしてこれほど美しく、エレガントな車は他に私は知らない。
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ひとたびコックピットに納まり、アクセルを踏み込めばリアにプラス2のシートがあることを忘れてしまうほどその操作性はスポーツカーそのものだ。
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タウンユースや日常の足として使用するにもリアのスペースは実に便利で、脱いだジャケットやコートを気軽に置けるし、ちょっとしたバッグや助手席に乗せたご婦人の荷物なども置ける。
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それに比べピュアスポーツのGTBはコートやバッグを置くスペースはほとんどない。
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助手席に乗ったご婦人のバッグは足元におくしかなく、コートなどはシートの後ろのわずかなスペースにたたんで納めるしかない。スポーツカーとしては申し分ない1台だが、そういった状況では非常に使い勝手が悪い。
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コートや荷物などはリヤのエンジンフードを開けてトランクルームに収納するという方法もあるが、エンジンの真後ろということもあり、
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温度はかなり高くなる上に40年前のカーぺットの上に工具と一緒にコートなどをおくのは気がひける。そういった意味でgt4のリヤシートは実に実用的なのだ。
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美しいコックピットも魅力にあふれている。左右のノブスイッチの作動感覚や細いステアリングに巻かれた革の感触も今のスポーツカーとは異なる手作りの感覚が手のひらを通じて伝わってくる。
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458のようなレーシングカーのような排気音とは異なる、キャブ独特のエキゾーストノートやキーンというジェット機のような当時のフェラーリならではの音はドライバーにとってはまさにフェラーリミュージックそのもの。今聞いても実に新鮮だ。その管楽器のような音色を聞きながら何時間でも乗り続けたくなる衝動にかられてしまう。
今では私がgt4の輸入を始めた6年前とは状況が変わり、価格が高騰したばかりか、コンディションの良いものを見つけるのが非常に難しくなっている。
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上の写真はすべて昨日イタリアから送られてきた78年308gt4の写真。実際に現地に行って確認しなければわからないが、写真で見る限りはマフラーも当時のオリジナルが装着され、ウインカーや細かいパーツも当時のまま。
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リアのトランクルームのカーペットもマラネロから出荷されたオリジナルがつく。
外装色は濃いグリーンメタリック。内装のクリーム革とのコンビネーションも美しい。
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自分だけの1台として所有するには出来るだけオリジナルのものが欲しい。
色の好みもあるが、これほど素晴らしい一台はないのではなかろうか。
よい車であることを祈って来週にでもイタリアに向かおうと思う。

  by cavallino-cars | 2015-09-02 12:43 | Comments(0)

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