Value of Ferrari 308GTB
当時の販売価格の149000ユーロを大きく上回る価格だ。
以前もブログで紹介させていただいたが、異なるフロントフードがついていたり、本来ドライサンプのエンジンがのるものにウエットサンプがついていたりするものもたくさんある。そういう車は私は欲しいとは思わない。
ガレージにはやはり高価でもオリジナティーの高い1台を置いておきたい。
出来る限り、当時のマラネロから出てきたままの状態で維持することこそ、イタリアの文化遺産ともいうべきクラシックフェラーリを所有する醍醐味だろう。
オリジナルほど美しいものはない。
これからもオリジナルにこだわった車だけを日本のエンスージアストにご案内させていただこうと思う。
by cavallino-cars | 2015-06-23 22:05 | Comments(3)
308がクラシックとしての地位を認められつつあるのがよく分かりましたが、
オーナーが距離を延ばすことについてはどうお考えでしょうか?
こういうクルマで保管状態が良く、距離も出ていず、へんに弄りまわされていない「サバイバー」のようなのは
とても貴重ですので、大事に保管してたまに動かしてみる、というのが正しい姿でしょうか?
しかし自分の中でセカンドカーとしての地位を与えて、マシンの挙動や息遣いが体に馴染むような
付き合いをするならば、長い年月のうちにはシート張替とか、必要に迫られた非オリジナルパーツ選択とか、
もしかしたらエンジン乗せ換えで対応する事態の発生とか、軽度のボディ損傷とかあるはずです。
車種こそ違え、その辺のジレンマは私を悩ます部分ですが、見解をお聞かせ下さい。
スポーツカーらしく運転できる年齢は限られる、これを
私のクルマに当てはめて向き合おうと思います。
また、益々フェラーリ308というクルマに憧れを強めることになりました。
ありがとうございました。