Value of Ferrari 308GTB

a0129711_21334338.jpg
先日ブログでご紹介した22日の月曜にパリで開催されたARTCURIAL のオークションの結果をご報告します。
a0129711_21335873.jpg
このオークションにはハノーバーで私が見た77yのDino blue の308GTB が出品された。その落札価格は202640ユーロ。
当時の販売価格の149000ユーロを大きく上回る価格だ。
a0129711_2133819.jpg
日本円に換算すると2836万円になる。
a0129711_21571877.jpg
同じコンディションの78年308GTBはすでに日本のAさんに納車済み。日本で同じ価格で取引されるとは思えないが、この価格でヨーロッパで落札されたということはオーナーには是非お知らせしたい。
a0129711_21341798.jpg
オリジナル性の高いものにはそれなりの価値があるということだろう。
a0129711_2134324.jpg
シングルパイプのマフラーが装着される308は現地でも貴重になりつつある。
以前もブログで紹介させていただいたが、異なるフロントフードがついていたり、本来ドライサンプのエンジンがのるものにウエットサンプがついていたりするものもたくさんある。そういう車は私は欲しいとは思わない。

a0129711_21451935.jpg
オリジナルのフェラーリには独特のオーラのようなものがある。
ガレージにはやはり高価でもオリジナティーの高い1台を置いておきたい。
a0129711_21453429.jpg
モディファイされたものを好む方もいらっしゃるだろうが、
a0129711_2147639.jpg
そういった車はヨーロッパの美しい建物の一部を壊して、コンクリートのうちっぱなしの壁を作るようなもの。
出来る限り、当時のマラネロから出てきたままの状態で維持することこそ、イタリアの文化遺産ともいうべきクラシックフェラーリを所有する醍醐味だろう。
オリジナルほど美しいものはない。
a0129711_21513421.jpg
308に関してはおそらく私ほどよいものも、悪いものも含め、見ているものはいないと自負している。この5年の間に数百台もの308を見てきた。
a0129711_213039.jpg
来月初旬には久しぶりに出会えた素晴らしいGTBがイタリアから東京港に到着する。
これからもオリジナルにこだわった車だけを日本のエンスージアストにご案内させていただこうと思う。

  by cavallino-cars | 2015-06-23 22:05 | Comments(3)

Commented by 308ファン at 2015-06-24 14:44 x
いつも興味深く拝見しています。
308がクラシックとしての地位を認められつつあるのがよく分かりましたが、
オーナーが距離を延ばすことについてはどうお考えでしょうか?
こういうクルマで保管状態が良く、距離も出ていず、へんに弄りまわされていない「サバイバー」のようなのは
とても貴重ですので、大事に保管してたまに動かしてみる、というのが正しい姿でしょうか?
しかし自分の中でセカンドカーとしての地位を与えて、マシンの挙動や息遣いが体に馴染むような
付き合いをするならば、長い年月のうちにはシート張替とか、必要に迫られた非オリジナルパーツ選択とか、
もしかしたらエンジン乗せ換えで対応する事態の発生とか、軽度のボディ損傷とかあるはずです。
車種こそ違え、その辺のジレンマは私を悩ます部分ですが、見解をお聞かせ下さい。
Commented by cavallino-cars at 2015-06-24 19:33
出来るだけ乗って楽しむべきと考えます。人生は一度きりです。雨の日は乗らないとか、炎天下に長時間おかないとか、水温計や油温計をみるなどの配慮は必要ですが、せっかく好きになって購入した1台です。私なら時間がゆるすかぎり楽しみます。308の最大の魅力は40年前の車を今のスポーツカーと変わらぬように運転した時の素晴らしさです。感動の連続です。スポーツカーらしく運転できる年齢は限られます。今を楽しむべきですね。
Commented by 308ファン at 2015-06-24 23:53 x
大変参考になりました。
スポーツカーらしく運転できる年齢は限られる、これを
私のクルマに当てはめて向き合おうと思います。
また、益々フェラーリ308というクルマに憧れを強めることになりました。
ありがとうございました。

<< 76y 308GTB fibe... モデナからの208gt4 >>

SEM SKIN - DESIGN by SEM EXE