GTS がやってきた!

いつものように埠頭に向かうとすでにコンテナからだされていた。

1分ほどのクランキングの後、勢いよくV8ユニットは目を覚ます。

初めて日本の道を走り、板金工場にリヤのナンバーの穴埋めのために向かいます。

それにしてもこのイエローの美しさは308のグラマラスなラインをひときわ際立たせる。


イタリア人のブローカーとも話したが308は今年の末には20万ユーロになるかもしれないとのこと。
昨日、日本の512TRのオーナーから車を売りたいとの相談を受けた。本人の希望をお聞きしたら125000ユーロ。海外での価格を調べてみたら13万から20万ユーロ。
当時新車を何台か輸入し、自分でもしばらく乗っていた時期があった。ブレーキや加速性能、エンジン音などはテスタロッサにくらべ格段によくなり、スポーツカーとしてやっと本来の姿になったが、今もう一度乗りたいという気持ちには残念ながらなれない。
アクセルを踏んだ時のどこまでも伸びていくエキゾーストノートには惹かれるが、車の重さや車幅の広さゆえの足のばたつきなどはもちろん、センターコンソール、アームレストなどのアメリカ車のような作りもしっくりこない。ドアの窓ガラスのフロントよりのコーナーにつく三角形のミラー内側の鉄製のカバーなど、工芸品のような308とは一線をきす、異なる空間となった。

by cavallino-cars | 2015-02-24 17:03 | Comments(0)