本年もありがとうござました。





それでも3478万円という価格がつけられている。
2012年の1ユーロ100円の頃にくらべ、為替だけで1128万の上昇になるが、それ以上に現地価格は4倍近い値上がりで、もう異常としか思えないほどだ。

クラシックカーに投機目的のマネーが流れ込んでいるのはもはや間違いない事実。


いつかは破綻するようにも思えるが、古いものにしかない良さがあるのもまぎれもない事実。
キャブの308ほど運転していて楽しいと思えるFerrari はない。
それにしてもかつて経験したバブルの頃さえも上回る価格の上昇ぶりには驚くばかり。


308に限らず、gt4も最早コンディションのよいものはあっという間に売れてしまう。
今回もミラノで個人オーナーの308ggt4が売りに出され、見に行く予定でいたが、クリスマスにもかかわらずすぐに現地で売れてしまったほど。片道14時間もかかる日本にいるハンディキャップは大きい。
円高になれば状況はよくなるが、国債の信用評価の下落している中、その可能性は期待できそうにもない。

ヨーロッパで何十年もの時をすごしてきたクラシックカーが自宅のガレージにある生活は素晴らしいものがあります。

きびしい状況ですが、来年も運転して楽しい、自分だけの1台となる魅力的な車だけをお届けしていきます。
今年も弊社からご購入しただきました皆様に心から御礼申し上げます。
よい新年をお迎え下さい。
by cavallino-cars | 2014-12-27 19:04 | Comments(5)


個人的な意見ですが、この価格ではまだ売れないと思います。多分…
