Dino coupe がやってきた！！

今年の7月20日、モデナ郊外でディノサウンドを堪能したあのDino 2.4 coupe が東京湾に到着し、本日通関がきれた。
2ヶ月前にみた美しさはそのままで、あの軽やかなディノエンジンのサウンドを日本の秋晴れのもと奏でる。
たっぷりの水をかけ、汚れを落とし、ショールームに入れた。
エンジンのヘッドカバーにきざまれるDino の文字はこのユニットが２４６と同じことを示す。
Bertone によるボディラインはフェラーリのような派手さこそないが、クラシカルな美しさをはなつ。
インテリアの作りも秀逸で、ウッドのステアリングを握るとイタリア郊外をとばした感覚がよみがえってくる。
マフラーカッターのメッキの美しさはご覧のとうり。ホィールはフェラーリと同じCROMODORA製だ。
クロームメッキで縁取りされたドアの内張りの美しさはこの車のハイライトの一つだろう。ドアヒンジよりの下の部分には蹴り込みに寄る傷がつかないようにウッドパネルが貼られる。しかもそのパネルにもクロームメッキの枠がつく繊細さだ。
マラネロのフェラーリ工場でDino の生産ラインの隣で作られたこの特別な2.4Lのcoupe はそのドライビングフィールもフロントエンジンのFerrari と呼ぶにふさわしい。
整備を終えたら、日本でのロードインプレッションをお届けしますのでお楽しみに。