milano から Frankfult へ

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ミラノのりナーテ空港からルフルトハンザに乗り、フランクフルトへ向かう。
上の写真はフランクフルト国際空港。正面の階段を降りてレンタカーのブースに向かいます。
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目的は空港から20分ほどのSteinbach にある77y308gt4。
レンタカーを借りて指定の場所につくとオーナーはMazda のディーラーの経営者でした。
車を早速みせていただいたが、洗車もしていないので洗ってもいいかと聞いたら洗ってくれた。
本当に売る気があるのかと疑いたくなります。
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塗装に難があるものの、内装はフルオリジナル。
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しかもその状態はすこぶるいい。
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エンブレムもすべてDino マークがつくのも魅力的だ。
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ステアリングの中央のホーンボタンもDino のマーク。
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リヤトランクのカーペットもオリジナルだ。
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マフラーはオリジナルのようだが、本来メッキのカッター部分も黒く塗装されてしまっているのが残念だ。
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試乗をさせてもらうため、まずはガソリンを給油しにいく。
警告灯がつくほどガソリンはカラカラの状態。私なら車にもよくないので半分ほどは入れておきます。
試乗の結果はミッション、エンジン、ブレーキ、ステアリングギヤボックスもしっかりしている。
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購入してから15年間何もしていないため、タイミングベルトの交換はもちろん、ウォーターホースやガソリンホースも交換しなければならない。上の写真はエンジン上の水のホース。
初期型で内装がここまできれいなものと出会うことはまずないのでオーナーに譲っていただくことにした。
ところが伺う前の価格から6500ユーロ、日本円にして約90万円も値上げされた。
いくらなんでも旅費をかけて日本からきた私には納得できない。とてもMazda のディーラーのオーナーとは思えないオファーにあきれるばかりだ。
その価格でそのままの状態で購入するドイツ人がいるとのこと。
だったらその価格で売ってしまえばいい。
うちで850万円と広告をうって、お客さんがきたら940万円というようなものです。
さすがに落ち込みます。
日本からのおみあげをお渡ししてそうそうに帰ってきました。
世の中には理解できない人がたくさんいます。
かなり機関系に手をいれないとだめな固体だったので今回は諦めることに。

本当にその価格で売れるなら売っているはずと思う。
まぁ売れなければ連絡があるでしょう。
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それにしてもいいコンディションのものと出会うことは本当に少なくなってしまいました。
208gt4をご購入いただいた京都のお客様も最高のコンディションの車があるといわれ、何度かヨーロッパに見に行かれたことがあるとおっしゃられていましたが、一度も購入したいと思える車に出会えなかったとのこと。
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最近の私は同じで、5年前には5台みれば1台くらいはいいものに出会えたのに、今はどこへいってしまったのかと思えるほど出会うことが少なくなった。

  by cavallino-cars | 2014-07-27 15:16 | Comments(0)

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