
Swiss のOensinen にあるDealer に75yのTop condition のgt4があるというので朝9時半ローマ発の便でチューリッヒに向かう。

チューリッヒからは電車で1時間ほど。

車内はこんな感じです。日曜ということもあり、がらがらでした。

途中の川や湖にはゴムボートをうかべ、水着姿の人たちが初夏を楽しんでいます。Oensingen の駅から車で5分ほどの所に目的のgt4はあった。仮設テントのような下に15台ほどの車が停められている。

写真ではよくわからないが、雨にぬれたまま、洗車もしていない。もうこの段階で私はがっかりして、そのまま帰りたい気持ちになります。

オリジナルではあるがトップコンディションとはほどとおい。塗装は赤に塗り替えられてあるが、

トランクカーペットがブルーなので元色はシルバーか紺なのかもしれない。

エンジンフードのルーバーの下には雨がエンジンヘッドに直接かからないようにフードがつくはずだが、それがない。

フューズボードは配線がショートし、溶けてしまっている。
試乗をすれば電動ファンが回らず、OHするのは明白。

その場でエンジンをかけるが、くすぶってきれいなフェラーリサウンドは聞こえない。
ヘッドライトのレバーはぐらぐらで中のスプリングが壊れている。
運転席のドアは内張りがパカパカ外れかけている状態。
車を手で移動させた時もリヤのハブベアリングからキコキコと嫌な音がしている。
現地価格で600万円。タイミングベルト交換や、塗装の補修、エンジンフードの裏のパネルの取り付けなどの費用を加算すると日本に輸入した場合のコストは900万円にもなる。
とてもそれ以上で売れる車ではない。
たとえどんなに安くともやはり購入することはなかったろう。

もう一台の白のgt4は10万キロ以上走行はしているが赤のものより状態はいい。

といっても赤のものと比べてと言う意味で、この腐食したマグホィールや疲れきったシートの座面や傷ついたボディを見ただけで日本に持ち帰っても自信を持って薦められない。

レストアすればきれいにはなるだろうがこのような状態の車を持ち帰ることはない。自分で乗りたいと思わないものは買わない。

日本から連絡を取り合っていた時にみた写真との落差がここまで大きいとは思わなかった。
帰りの飛行機を待つ間に空港内のカフェでペットボトルのコーラを買ったらなんと5スイスフラン。
日本円に換算すると570円。スイスの物価はかなり高い。

ローマへの便を待っていると安倍首相を乗せた政府専用機が離陸するところだった。
2機のジャンボが到着時には駐機しており、最初の一機はターミナルに私がついた時に離陸した。
いつも万一の時にそなえ2機で移動するのでしょう。
ジャンボ2機で日本スイス間の往復はいくらかかるのでしょうか。
私たちの税金で飛んでいると思うと気になるところです。