Dino308gt4初期モデル本日上陸

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本日、ドイツのEmmendingen というスイス国境に近い街から譲り受けた初期型のDino308gt4 を載せたコンテナが台場の青海埠頭に上陸した。
ドイツで試乗して譲り受けたのは今年の2月。3ケ月ぶりの再会です。
コンテナを開ける時はいつもわくわくする。
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コンテナ扉左右と奥の左右にぶら下がるのは除湿剤。きちんとラッシングしてくれているのでひとまず安心。
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まずは固定しているロープを切断し、固定用の木材を取り除く。
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倉庫のスタッフ6人ほどで押しながら外へ。いつも丁寧に車を扱っていただくスタッフの方には本当に感謝しています。
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濃紺のボディはこの車のウエッジシェープをさらに強調し、より精悍な印象を与える。
今回輸入したgt4の初年度登録は1974年7月1日。
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以前同じくドイツから輸入したgt4が74年10月21日登録だったので、今回のものが弊社で輸入した最も古い1台となる。
小さなフロントグリルや左右のスポットライトが後期モデルに比べすっきりした印象。
ベルトーネの手によるgt4のデザインは初期モデルが最も美しい。
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何と言ってもフェラーリの文字がひとつもつかないのがいい。ちなみに上の写真のグリル中央の跳ね馬は前オーナーがつけたもの。
本来は何もつかないのがオリジナルだ。
初期モデルはフロントのバッジはもちろん、デカール類はすべてDinoとなる。
ホィールセンターキャップももちろんDinoの刻印のものがつく。
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これはすでにドイツから送られてきている。
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このままトラックに載せ、タイミングベルト交換を含む基本整備を行うため工場へむかう。
その後塗装の補修を行い予約をいただいている日本で初めてのオーナーになる方にお披露目です。
308gt4の初期型はこれで2台目。
ヨーロッパを40年間走り続けてきた貴重な1台が東京を疾走する日はもうすぐだ。

  by cavallino-cars | 2014-05-09 17:35 | Comments(0)

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