高いから欲しくなるのか、運転して楽しいから欲しいのか

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最近クラシックフェラーリを購入する方をみていると2つに分かれているように思える。
高価になったから買いたがる方と運転して楽しさに魅せられて購入する方だ。
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最近のディノやディトナの価格の高騰は驚くばかり。
ディノは3000万、ディトナは6000万から1億円。それほどまでに価値があるとはとうてい思えない。
288GTOにいたっては1億円をかるくこえ、最近では1億4000万円で売られた方がいるほどだ。
どれも乗ったことのある私にはとてもそれほどの価値があるとは思えない。
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ディトナは12気筒ならではの息の長い加速には魅せられるが、あの重いステアリングや、プアーなブレーキは簡単にガレージからだす気にはなれない。一度でもディトナの重いステアリングと格闘した事のある方なら理解いただけるはず。車庫にいれるだけで夏なら大粒の汗が全身から滝のように流れることになる。
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ディノのハンドリングは素晴らしいが、3000万円の価値があるかと聞かれれば私はNOだ。
288にいたっては、インテリアやエクステリアの美しさは誰もが認めるところだが、リヤのサスペンションのがたつきやターボというよりスーパーチャージャーのような加速は、後に発売されたGTBターボの方がはるかに素晴らしいし、運転する楽しさは288をも上回る。

高価だから購入することは悪いとは思わないが、投資家ではない一般ドライバーには運転して楽しい車を選ぶことをお勧めしたい。

たしかに1億円の車を自分自身で運転する優越感はあるかもしれないが、ルッソは美術品のような美しさはあっても、決してとばして楽しい車ではない。

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スポーツカーは文字どおりスポーツドライビングが楽しめる車でなければならないと思う。
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ブレーキングでノーズダイブのままフロント荷重でクリップをクリアし、アクセルコントロールでノーズの向きを変えて、コーナーをフルスロットルで立ち上がる。
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それこそがスポーツカーの醍醐味だ。高価なクラシックフェラーリでもFun to drive な車もあるが、その楽しさが存分に楽しめる308とGTBターボは私のベストフェラーリだ。
コーナーをクリアするごとにこれほど胸躍る車は他にない。

  by cavallino-cars | 2013-12-03 23:57 | Comments(0)

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