79y 308GTB

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モデナに来たもう一つの理由は79年製の走行45000kmのキャブレターの308GTBを見るためだ。
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マフラーはオリジナルのシングルパイプのものがつき、しかもそのコンディションは写真のように新品のように美しい。
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フロントに回るとグリルの中には本来ないドライビングライトが埋め込まれている。グリル内に埋め込まれるのは308のQVからでキャブのこの時代ではバンパーの下に吊り下げられるタイプが純正だ。

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インテリアを見ると一見きれいだが、ドアパネル、肘掛、ダッシュボード、シートは張替えられており、オリジナルはセンターコンソールとルーフ、サンバイザーのみ。
ステアリングもノンオリジナル。
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シートだけならわかるが、すべてが張りかえられているとなると前の状態がまったくわからないので買うには相当不安が残る。

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サンバイザーを下げてみると、バイザーにつくボタンが革ごととれ、ルーフについている。
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308のサンバイザーを下げる時は中央のボタン部分の両端に指をいれ、丁寧にボタンをはずさないとこうなってしまう。こういう状態のものでダッシュまで張り替えてあるとなるともう購入する気持ちが失せてしまう。

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エンジンフードオープナーのシルバーのレバーを囲むプラスティック製のカバーにもクラックが入っている。

全体的には綺麗な固体なのだが、細かい所で気になるところが多い。そういう時は迷わず購入しないのが私のポリシー。

出来るだけ当時のオリジナル部分が残っているものが好ましい。それでこそコックピットに坐った時に30年前に初めて同じシートに坐った人のことを思いながらフェラーリの歴史をそしてイタリアで30年以上も過ごしてきたということが肌で感じられるのだ。それがヨーロッパからもってきた308を所有する喜びのひとつでもある。

こういうオーナーによるモディファイやレストアはそれなりに思いは込められているには違いないが、自分では所有する気持ちにはなれない。14インチのオリジナルホィールから16インチにインチアップされたホィールも個人的には好ましくない。

今まで輸入した308に比べるとどうしても見劣りしてしまうのだ。
残念だが今回はGTBturbo 1台のみ。とは考えずに素晴らしいGTBターボを持ち帰ることが出来た幸運に感謝するべきだろう。それほどコンディションのよいものは少なくなってきているのです。

  by cavallino-cars | 2013-11-22 01:34 | Comments(0)

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