急遽イタリアへ

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以前ご紹介させていただいた、ヒーターディスプレイパネルの欠損している89年のGTBturbo のパーツが米国より入手可能との連絡を受け、明日から急遽イタリアに行くことにした。

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今回はそのGTBターボに
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アルファのスパイダー、
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そして2台のgt4、400i のマニュアルを見てくる予定。

本当によいコンディションの308はマーケットになくなってしまった。
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これはスイスにある78年のgt4。

ローマからジュネーブまではわずか1時間20分ほど。良ければ是非とも欲しいので細かい写真を送ってもらった。

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内装のアイボリーと黒の外装のコンビネーションが非常に美しい1台だ。走行85000kmだが2オーナー車。しかも2人目のオーナーは20年も所有していた。内装の傷みは写真で見るよりもひどいことは想像できる。しかしこれは補修次第で、新車のような美しさに蘇らせることは可能だ。

最後にリクエストしたトランクルームの写真を見て、見に行くことを中止した。
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トランクフード裏のカーペットがオリジナルでないのがその理由。裏側には多くの錆の痕も見られる。
トランクリッドのセンターにつくストッパーも本来は黒いのだが、腐蝕のためか黄色に変色してしまっている。

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3年前まではあれほどあったコンディションのいい308はいったい何処へいってしまったのだろう。
特にgt4はフィレンツエで譲り受けた時以降、購入したいと思うものに1台も出会っていない。
この1年、308のファイバーグラスの価格も異常な勢いで上昇している。今や現地でも1300万円から1600万円という信じられない価格で取引されている。

中国が近い将来、今まで輸入が禁止されていた中古車の登録が認められるという噂もある。
チャイナーマネーがクラシックカーマーケットに流れこめば、ますますその上昇に勢いがつくのは容易に想像がつく。

今回も3泊5日の弾丸トラベルだが、ローマ、ペルージャ、アンコナ、ファッジョとローマ近郊の4都市のみ。いつもよりは余裕のある出張です。

どんな車に出会えるか楽しみです。
結果は週末にまたご報告いたします。

  by cavallino-cars | 2013-09-15 20:04 | Comments(0)

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