
San Giovanni の待ち合わせ場所につくと小さな教会の前の広場 に目的の208gt4は停まっていた。

Aosta の固体が酷かったので非常にきれいに見えてしまう。308のラジエターのグリルが黒に対し、208はBBのようなシルバーになる。

ドアの下にも腐蝕のあとは確認出来ない。

メッキモールも美しく、

すべてのホィールにはDino のエンブレムがつく。75yまではホイールキャップのつくものだったが、76年からはホイールはこのタイプに変更となる。

内装はベージュのベロアとビニールレザーとのコンビ。ステアリングは小径のものに交換されているが、オリジナルにもどすのは簡単だ。

本来はシングルパイプのマフラーがつくが、前のオーナーがツインエキゾーストに交換。見た目はオリジナルより迫力があり、前オーナーが変えたくなった気持ちもわからないでもない。

残念なのはシート。助手席のパイピングは生地が剥がれてきてしまっていること。帰国後、修理ができるか、内装業者に確認したところ、どうも難しいらしい。この車の運転の楽しさから比べたら些細な問題です。

トランクに敷かれる生地はオリジナルで美しく保たれている。

エンジン、ミッションとも申し分ない状態。


フロントバンパーやレンズもオリジナルだ。

フロントにはスペアタイヤが搭載される。

オリジナルのキーも揃う208gt4だ。
