雨のドライブは避けたい
ABSを装備しない308はブレーキングにも気をつかうが、今回はボディの錆びの話。

それが30年もの時間をかけて鉄を腐蝕させていく。







もちろんこれは塗装を剥がしてみなければわからない。すべての錆びがどこまですすんでいるかを調べるにはボディ全体の塗装をはばしていかなければならないのです。せっかく剝いても異常のない場合もある。
相当の費用を覚悟しなければならない。
その兆候があるところを、または新たに塗装が浮いてきたところのみを補修するというのが一般的だ。


そのため一般的にはそれらの隙間に水が入らないようにシーリングをする。
それでも板金工場の社長は10年が限界でしょう。早いものでは2年ほどで表面に異常がでてくることもあるという。
月日がたつにつれ、シーリングにヒビが入り、そこから侵食が始まるのだ。
それ以外でもフレーム自体の腐蝕などあらゆる要素がある。
もうこれは仕方ないこと。何十年もたった車で内部のある程度の錆びはしかたがない。
けれどオーナーの日ごろの注意でその進行を遅らせることは出来る。
まず雨の日は乗らない。洗車時は窓や水が溜まりそうな所には直接ホースで水をかけない。
洗車時にはドアや隙間に水が入らないようにマスキングテープなどで隙間をふさぐ。
そこまでやらなくても、水はきれいに拭き取り、細かいところに入った水はエアガンで吹き飛ばすくらいのことはした方がいいかもしれません。
エアガンのない方は近所を一周ドライブして水を飛ばすくらいは必要。
そうすればキャリパーが赤く錆びることも防げます。

青空駐車の場合はカバーをかけていても下が舗装していないような場所では湿気がこもり、晴れた後は地面から水蒸気があがりますのでカバーをとっての換気も必要。

40年近くたった車ですのである程度の錆びや塗装のうきは仕方ありませんが、出来るだけ良い状態を保つようにはしたいもの。
あまり神経質になりすぎるのもどうかと思いますが、運悪く雨に降られた際は乾いたウエスで窓やドア回りくらいは拭いておいたほうがいいでしょう。
by cavallino-cars | 2013-02-23 17:31 | Comments(0)