2台の308

素晴らしい日曜日をフィレエンツエで過ごした翌日の2月4日月曜日はまずは黒のGTS を見にサンアガタに向かう。これは写真を撮る気にもなれない車だった。昨日のgt4と比べると30年間でこうも違ってしまうものかと思えるほど。オーナーには申し訳ないが、数分で別れた。

次はガルダ湖の近くのシルミオーネのそばの街にgt4を見に行く予定だったが、土曜日に売れてしまったとの連絡があり、キャンセル。日本から来たことを知っているのなら待ってくれてもよいのではないかと思うのは私の勝手な意見。
新しいオーナーが見つかってよかったですねと社交辞令的な挨拶を電話でする。その後、Pavia の36000kmのGTBを見に行く。

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到着したのは午後の4時。オーナーはSuzuki とHyundai のディーラーの社長でした。

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早速工場の中にある308をみせていただく。
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内装のコンディションはクリームのため少々汚れが目立つが、30年以上前の車にしてはよい状態だ。
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フロントウインドウはオリジナル。
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ルーフの状態も極めてよい。
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マフラーもオリジナルのシングルパイプのものが装着される。カムベルトは昨年交換したばかりだという。
価格は現地で860万円と極めて高い。試乗を薦められたが、メカニックの方に運転してもらう。特にエンジンも問題はないが、何と言っても価格がネックとなった。860万円ならファイバーグラスに手が届く価格。期待していた新車のようなコンディションではなかったのでその場で購入する気持ちには残念ながらなれなかった。

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ミラノのリナーテ空港までの帰り道、あまりの夕日の美しさにみとれてしまう。

明日は英国のKENT でGTBターボを見た後、ズーリック(チューリッヒ)に1泊して、翌日2オーナーのファイバーグラスをみて今回の出張は終了。

  by cavallino-cars | 2013-02-08 19:08 | Comments(0)

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