Alfaromeo 1600spider

前回のオランダの出張時に買いそびれたアルファロメオスパイダーがどうしても気になって、今回イタリアにあった赤とシルバーの2台のものを見てきた。

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乗った印象はエンジンはまさにスポーツカーそのもので、そのキャブレター独特な排気音は真のアルファサウンドを奏でる。
車好きにはたまらなく魅力的なミュージックなのだ。

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小気味よく入るシフトフィールは最高で、ついつい楽しくなってダウンシフトやアップシフトを繰り返してしまう。
30年以上前に所有していたとはいえ、その記憶はほとんどなかったが、しばらく運転しているうちに実に懐かしく蘇ってきた。

今回のローマは予想に反して実に暖かく外気温は15度ほど。オープンにしてのドライブは気持ちいいことこの上ない。

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ただし、石畳の上の走行はリヤのサスペンションはがたがたと悲鳴をあげ、アスファルトの舗装道路ではその振動はおさまるもののステアリングはフェラーリに比べるとボートを運転しているように遊びが多い。

もっとも日本に持ってきても300万弱で購入できるアルファとその倍の600万円以上もするフェラーリと比べてしまうのは不公平だろう。

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アクセルを踏み込むとクゥォツという吸気音とアルファサウンドを楽しみながらのドライブは1970年代のアルファならではだ。
それにこのピニンファリーナの美しいボディがついてくるのだからたまらない。

パーツも豊富に残っていて、嬉しいことにそれらはかなり安く手に入る。幌も新品で€600ほどで買えるのだ。
オランダでみたようなコンクールコンディションのものを買うもいいし、少しずつ自分でレストアしていくのも楽しいかもしれない。

  by cavallino-cars | 2013-01-10 17:23 | Comments(0)

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