trouble shooting
力ずくで無理やりはずしてしまうのは更に状態を悪くする可能性があるので避けねばならない。

今回はクラッチを踏んでエンジンを始動すれば問題なくアイドリングをするのでクラッチではない。
まずフェラーリ伝統のシフトゲートの前後のネジをドライバーではずしてみる。
シフトノブを左右に軽く動かしただけであれだけ硬かったレバーがすっとニュートラルに入るはず。
それでもだめな場合はミッションオイルが抜けてギヤが焼きついてしまっているという最悪のシナリオもある。20代の若かりし頃、ロータスエスプリを購入した週末にこれは経験済み。ミッションオイルがカラカラの状態で納車された時の話です。
今回はゲートをはずしてレバーを動かしたらすんなりとギヤが抜けた。
遠方で万一同じ症状になったらまずはこの方法で試してみることをお勧めします。
だましだましなら数10キロは走れるはずです。
修理内容はブッシュの交換とチェンジシャフトシールをついでに交換して1日で終了。
前兆としてはギヤをバックに入れても前進することがあったり、シフトレバーのエンジンよりからシャーという異音がすることなどがある。今回のように点検していても予測不能なこともある。
ご参考までに。
by cavallino-cars | 2012-11-26 18:58 | Comments(0)