先週の木曜日、gt4のお客様から午後から船に乗りに来ませんかとお誘いを受けた。
飛行機には年に何度も乗るが、船で海に出るのは何年ぶりだろう。

マリーナに着くとgt4がすでに停まっている。
3年ほど前は何台もあったコンディションのよいgt4だが、最近はどこにいってもがっかりするものばかりで、このような程度のいいいものに出会う機会がほとんどなくなってしまった。
桟橋をわたるとオーナー夫婦が笑顔で待っていてくれた。

船はフランス製のFountaine Pajot Highland35 という日本では珍しいカタマランだ。
のんびりクルーズするには最適な船で燃費もよく満タンで1200kmも航行できる。

日本にもこんなに船を楽しんでいる人がいるのかと驚くほどのヨットやクルーザーが並ぶ。
ランボルギーニミウラや250LMがうじゃうじゃとまっているような光景に日本はまだまだ元気な人がたくさんいるなぁと思いました。

2時から出航して、海ほたるの風の塔方面に向かう。途中陽が翳ってきたので、陽がさす羽田空港方面に方向転換。

驚くことに操船はマリーナからずっと奥様が行っていた。

まだ走ったことのないゲートブリッジは橋の下から初体験。

多少荒れていましたが海好きの私には揺れるくらいがちょうどよいクルージングで久しぶりにのんびりできました。

サンセットは午後の5時。それにあわせてマリーナに戻ります。

以前フェラーリクラブの方でリーバを買って沖でエンジンがかからなくなった話をおもいだし、トラブルはありませんでしたかとオーナーにお聞きした。

一度ステアリングがはずれ、スロットルだけで帰港したことがあったとおっしゃってました。船はワイヤーが効かなくなったり、オイルが抜けたり信じられないトラブルがおきるとのこと。
マリンスポーツも優雅にみえてそれなりの経験がないと海にはでれません。

船から見る夕日の何と美しいことか。
写真では伝えきれないものがあります。

こうしてみるとマリーナデルレイにいるような錯覚におちいってしまう。
数時間でしたが本当に楽しい時間をすごせました。
まだ船が波をきり、揺れる心地よい感覚が残っています。
海はいいですね。
お誘いいただき、感謝いたします。
ありがとうございました。
Grazie Mille.