monaco からの208gt4
航空会社はいつものBritish airways。
成田10:55発のBA6便にのり、ロンドンヒースローエアポートには定刻どうり15:10に到着した。
ロンドンの天候は雨。気温は14度。マフラーをしている人がいるほど寒い。
翌日の12日朝6時にホテルを出発し、170kmほど北にあるKent に向かう。
英国の日の出は遅く、朝の6時はまだ真っ暗だ。
約2時間のドライブ。昨日にくらべ雨はだいぶ小降りになった。
モナコに10年以上あった車だが、オーナーが英国に帰国するため持ち帰ってきた。
その際にフロントグリルはスポットライトが左右につく308gt4のものに交換されている。
オリジナルにこだわりがある私だが、個人的にはこちらの方を好む。
フロントのエンブレムもその時にDinoから跳ね馬に付け替えられた。
ちなみに黄色がオリジナルカラーの場合はベージュのカーペットになる。
イタリアのマントバで購入した208gt4を日本で納車したばかりなのでそのドライブフィールは体が覚えている。マフラーもオリジナルのシングルパイプのため排気音は同じ乾いた音がする。
2速、3速と水温計をみながら回転をあげていく。それにしても英国の田舎道は美しい。
水温計が90度に上がったのを確認し、エンジンを6000回転まで回す。このサウンドはフェラーリならではだ。モナコのカジノコーナーやミラボーを走ったに違いないこのgt4は実に素晴らしいコンディションで、そのヒストリーがさらにその価値をあげている。
ホイールのセンターキャップが跳ね馬のものに変えられているのが残念だったが、なんとオーナーがオリジナルは別に所有しており、そちらも譲っていただけることになった。
前回の英国は車さえ見れなかったが、今回は対応してくれたMatt もとても紳士的で車も素晴らしい。
いつもながらずっと走り続けていきたい衝動にかられる。
試乗を終えた時には購入を決めていた。
2週間ほどで整備は終了予定だ。東京への入港予定は12月初旬。
11時に208gt4の商談を終え、Essex のパーツショップにむかう。
by cavallino-cars | 2012-10-16 19:53 | Comments(0)