Da Vittorio

誰にでも、知られたくないバーやホテルあるだろう。そんな特別な人とだけ過ごしたい極上の時間を提供してくれる場所がベルガモにあるDa Vittorio だ。
市内から離れたエントランスを入るとホテルまでの美しい400メートルほどのアプローチが続く。ホテル専用のベーカリーを過ぎ、左手にテニスコートを見ながら更に車を進めると美しいエントランスが見えてくる。

１階がレセプションとその右には美しいメインダイニングがあるオーベルジュ。部屋数はわずか１０室。ヒルトンやフォーシーズンとはまったく異なる静かで特別な空間だ。

メインダイニングの外にはアウトサイドダイニングを楽しめるスペースやシガーを楽しむソファーが用意され、左手にはプールがある。なんとも美しいオーベルジュなのだ。

日本の富士山のそばにあるオーベルジュとはまさしく格が違う別世界だ。
チェックインはホテルの女性スタッフと２年前からここに住み着いた三毛猫が出迎えてくれる。

部屋にはすでにウエルカムシャンパンとフルーツが用意されていた。シャンパングラスの後ろに見えるのはバングアンドオルフセンのステレオ。まさにヨーロッパという雰囲気に胸が躍ってしまう。８時半にディナーの予約をすませ、ドレスコードにあった服に着替えてメインダイニングに。舞台は素晴らしいが、料理は今ひとつというオーベルジュは多いがここはそのどちらも完璧なのだ。サイドテーブルに置かれたスタンドのとなりの黒い三角錐のものはバングアンドオルフセンのスピーカー。

過去に何度かブレシアはミッレミリアで訪れたが、ミラノからわずか４０分、ブレシアから２０分ほどでこんな素晴らしいところがあるとは思わなかった。イタリアに行くなら是非一度行っていただきたいホテルです。
奥様や大切な方も必ず満足していただけると思います。