今日も暑い。Che Caldo!!

これが246やエアコンのないフェラーリならば、水をかけられたようにシャツは背中にはりつき、そのエレガントなフォルムとは裏腹にドライバーはサウナからでてきたような状態でコックピットから出てくるはめになる。
やはり日本ではエアコンは必需品です。
特に背もたれがモケット生地のせいもあるのだろう。背中にも汗をかかずに首都高新宿線をぬけ、中央高速に入る。

水温計は90度、油温計の針も90度をぴたっと指したまま、それ以上は上がる気配さえみせない。
1時間半ほどのドライブだった。工場につく頃にはダッシュボードは直射日光で触れないほど熱くなっていたにもかかわらず、オリジナルのエアコンはなんとかコックピットを快適に保ってくれた。

ステアリングを握り、アクセルを踏むたびにいい車だなぁと思う。
美しい車はたくさんあるが、高速になれば、なるほど、フロントがリフトし、ハンドルが軽くなったり、ブレーキがプアーだったり、コックピットがレーシングカーのように暑かったりする車が多い。

美しさとドライビングの楽しさを兼ね備えた素晴らしい車だ。
しかもその美しさは年ごとにましていく。
イタリヤの生んだ美術品のような車をガレージにしまったことのある人しかこのよさはわからないだろうなぁ。
by cavallino-cars | 2012-08-22 20:04 | Comments(0)