Lamborghini Jalpa

日曜日の夕方、ジャルパを購入いただいたお客さんが引き取りに来られた。

フェラーリと比べるとアクセルレスポンスやスポーツカーとしての性能は落ちるが、何ともいえない古き良き時代の雰囲気をもっている。 

外から聞くランボルギーニV8 のエンジン音は実に心地よい。乾いた何ともいえないその音色は70年代のフェラーリの12気筒の排気音に近い。

今の窓が震えるほどの大音量のモダンカーとは一線をきす、実に心地いい音色を奏でる。

驚くことにハンドルは328や308よりはるかに軽く、クラッチはモダンカーと変わらない踏力しか要しないのもJalpa の大きな魅力だ。

スチール製の重いトップをリヤシートの後ろに収納し、夜の町に響くV8 サウンドを聞きながらのクルーズはスポーツカーは飛ばさなければその意味がないと思っていた私には実に新鮮だった。

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昭和通りを銀座方面まで新しいオーナーのドライブするジャルパとランデブー走行をした。

ベルトーネのデザインした美しいサイドビューとリヤビューを眺めながら、かすかに聞こえるフォーンというキャブ独特の音を聴いているだけでどこまでも一緒に走っていきたい衝動にかられてしまう。

いつかまた素晴らしいコンディションの Jalpa に出会えたら東京に持ってこようと思う。
そして夏の夜の街をゆっくりクルーズしてみたい。

  by cavallino-cars | 2012-08-07 16:02 | Comments(0)

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