青年よ、オープンカーを買いなさい

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私が初めてフェラーリを購入したのは26歳の頃だったろうか。
外資系の金融関係の会社に勤め、ロータスエスプリを下取りにgt4を購入した。
その時のgt4の価格は確か600万ほどだったと思う。

当時この車が目の前にあったなら、買っていたにちがいない。

車両価格399万円。是非無理をしてでも若者やフェラーリなんて縁がないと思っている方に買っていただきたい。きっと楽しい想い出がたくさんできるはず。

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オープントップも今のモデルのようにボタンを押すだけで30秒ほどで開閉するタイプではない。
フックをはずし、中央の骨を垂直にたてながらたたみ、トノカバーをボタンで留めるタイプ。
断然こちらの方が楽しい。

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幌はやはり布製でなければいけない。ハードトップの鉄製のものが中央から折れてトランクに収納されるタイプより、手間はかかるが見た目がはるかにエレガントで美しい。

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私もかつてはアルファロメオスパイダーを所有していた時があった。
当時はエアコンなんてついていない。
夏の夜、首都高をフルオープンで走った爽快さは忘れられない思い出だ。

冬の寒い中、オープンにして足元をヒーターで暖めながらのクルージングも外から見ているほどは寒くなく、気持ちいいことこの上ない。

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そんなふうに楽しめるのは若いうちだけのような気がする。
彼女や、奥さん、そしてお子さんのいる方はお嬢さんや息子さんと一緒にドライブしてほしい。
きっと素晴らしい思い出が残るはずだ。

人生はあっという間に過ぎてしまう。
モンディアルと過ごす時間は数年になるかもしれないが、大切な人とともに過ごした時間は永遠に残るはず。オープンカーはそんな青春の車だ。

  by cavallino-cars | 2012-07-18 21:04 | Comments(0)

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