新旧2台のコックピット

ドライバーシートに座るとまず目に入るのがメーター回りだ。
写真はDino208gt4 のもの。メーターのシルバーの枠や文字盤の数字、時計をアジャストするシルバ-のスリットの入ったリューズ。トリップメーターなど細かいデザイナーのこだわりに溢れている。
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下の写真は599のもの。
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カーボンのパネルに映されたメーターパネルは水温計などはすべて液晶で、エンジンを切ると消えてしまう。
458にいたってはスピードメーターまでエンジンを切るとブラックアウトしてしまう。

最新の技術をふんだんに使用したモダンフェラーりは速く、美しい。
しかしながら細かいデザインや雰囲気のよさではクラシックフェラーリにはかなわない。
こうして2台を比べてしまうと3000万円以上もする現代のものがチープに見えてしまう。

こういった所も私が308に魅せられている大きな理由だ。
モダンフェラーリにはない美しさがクラシックには確実にある。

  by cavallino-cars | 2012-06-05 10:51 | Comments(2)

Commented by 松涛 at 2012-06-07 23:35 x
gt4のメーターおよびスイッチを見るたびに、映画「栄光のル・マン」でスタートを待つマックィーンを思い出してしまいます。

そして夜にはインパネまわりが今の車のように繁華街のような派手な明るさではなく、最低限の明るさが心地よいですね。
Commented by cavallino-cars at 2012-06-08 13:12
松濤様
お久しぶりです。
今の車になれている方には暗すぎるというご意見もありますが、個人的にはこれくらいが私も心地よいですね。
繁華街のような照明とはまさにそのとうり!!同感です。
当時のフェラーリの高速でのコックピットがボーツと緑色の照明で照らされている感じはまさにイタリヤ車らしく美しいです。
今はまわりが明るくなりすぎたのかもしれませんね。

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