Dino 208gt4 chassis# 11510

308gt4 の車台番号はDINOF106AL/A☆15334☆ とエンジンルーム内に打刻されている。

208gt4 のものはDINOF106CL☆11510☆となり数字の前の文字がAL からCL に変わる。

それにしても今回譲り受けた208は細かいところまでもオリジナルのままなのが好ましい。
しかもどれも驚くほどに美しいままの状態なのだ。
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たいていの初期型のgt4のオーナーはフロントのバッジを跳ね馬のものに変えたり、ホーンボタンをフェラーリのものに変えてしまっている。

気持ちはわかるが、もともとDino として生産されたものなのでDino のエンブレムがついている方が好ましい。246にもFerrari の銀製の文字をトランクにつけているものも多くみられるが基本的にはない方が好きだ。

但し一度つけるための穴を開けてしまうとアルミのために溶接してもふさいだ穴のあとが何ヶ月かするとでてきてしまうのでそのままにしておいた方がよい。

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写真は今回l購入したgt4のステアリングにつけられたホーンボタン。写真ではわかりずらいがシルバーの枠がついている。
これがオリジナル。

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308gh4 の純正ステレオは黒のPhilip 社製のものがつく。

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今回のものはPionear 製。当時のものだが、オーナーが後で変えたのだろうと思った。
しかし良くみると黄色の下地に黒の跳ね馬のマークがついていた。これもオリジナルなのかもしれない。

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ホイールのみは後期型の星型のものに交換されているがセンターのバッジもDino のものがつく。
このプラステッィク製のバッジだが、現在では入手不可能なマニアにとっては貴重この上ないもの。
中の文字がブルーで回りの縁取りがゴールドがオリジナル。
すべてのホイールにはまるそれらは一つとして傷のない素晴らしい状態なのだからたまらない。
そのコンディションのよさはホイールボルト1本、1本のきれいさからもうかがえる。
たいてのものは何箇所か、メッキが傷んでいたり、錆びていたりするが、写真のような状態のものがついているのだから、いかに大切にされてきたかがわかる。
試乗しなくても買ってしまおうか、まよってしまったほどのコンディションなのだ。

今後このような車に巡り会えることはないかもしれない。
出来ることなら自分のガレージにこっそりしまっておきたい1台だ。

  by cavallino-cars | 2012-06-04 18:20 | Comments(0)

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