wheel repair

アルミホィールはgt4に限らず、年数により、黄色く変色してくる。
塗装をしなおしても半年か1年たらずで下地が浮いてきて細かい皺がでてきてしまう。
今回本格的にホイールの再塗装を行うことにした。

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特殊な剥離剤につけ、元の塗装を落とし、ウォーターブラストで細かい汚れを落とす。
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錆びている部分は手作業で丁寧に取り除き、補修をして仕上げていく。

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その後220度のブースで水分を完璧に取り除き、水の浸入を防ぐため下地の塗装を施す。

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ここでは浮き文字をなるべく塗りつぶさないように注意深く作業をする。
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そして最後に塗装をして完成。
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CROMODORA の浮き文字もくっきり残します。
これもオリジナルの状態が悪いものは不可能なので出来るだけ状態のよいものが必要です。

自動車の塗装を行う板金工場のブースは90度くらいが普通。
今までは浮き文字を消さないように手作業で前の塗装を剥がしていたが、90度のブースではホイールの中の水分を完全に抜くことは不可能で、半年もすると細い血管のような皺がでてきてしまう。

今回は初めてホィーリリペア専門の高温のブースを使用しての補修を行った。
どれくらいもつかはこれからのお楽しみです。

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人も車も足元のおしゃれは大切です。いくら洋服が綺麗でも汚れた靴を履いていては台無しです。
美しいものは常に美しく保つ努力が必要。

どれくらいもつか次第でリーズナブルとなるか、ちょっと高くつくかが決まります。
ちなみにこの車は日本についてから1度補修をしています。
でも1年もたたないうちに下の錆びが浮いてきてしまいました。

とりあえず年末にまた結果ご報告いたします。

  by cavallino-cars | 2012-04-25 17:28 | Comments(0)

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