sold out
この車のよさを理解される方が増えたことは実に喜ばしいことだ。
登録前のgt4の商談のために何人もの方に助手席にお乗りいただき、私が英国で乗った時と同じ感動を与えてきたこの車は来月からは新たなオーナーの元に行くことになる。
大切にこのgt4を受け継いでくれる方ができたことは喜ばしいことだが、この先もずっと所有し続けようと思い始めた時期だっただけに、手元からなくなることへの寂しさもある。
今さらながらに自分のgt4 に対する想いの強さに驚くほどだ。
世界中を探しても同じものはない、自分だけの1台。
そんな車に少しずつ手を入れて長くともに過ごす生活は素晴らしい。
イタリヤの工芸品のようなClassic Ferrari のある生活はモダンカーでは得られない楽しさに溢れている。
現代の車にはない繊細なボディデザインやインテリアも使えば使うほど良さがわかるはず。
ウインドウ回りのメッキのコントラストのなんと美しいことか。
こんな車はもう決して作れない。
趣味の車として gt4 は実にエレガントな1台だ。
今月ヨーロッパに出かけた時も本気で欲しくなるgt4 は1台もなかった。
程度のよいものは3年前に比べ、極端に少なくなっている。
あせらず良いものとの出会いを待つことは大切。
きっとまた素晴らしい出会いがある。
by cavallino-cars | 2012-03-24 11:07 | Comments(0)