Fiat 500
今回ミラノのリナーテ国際空港から約900kmをFiat 500 いわゆるチンクエチェントで走った。
マニュアルということもあったのかもしれないがシフトレバーのボックスに右膝の外側があたり、長距離を走ると膝が痛くてたまらない。
その他は視界もいいし、それなりの加速もするので申し分ないのだが、あの痛さはとても耐えられないほど。パットなどの柔らかいクッションがあれば解消されるのに残念。
しかし彼らはロングドライブには別の車を使用するのだろう。街の移動にはこれほど便利な車はない。
日本ではその可愛らしさで人気のこの車だが、イタリヤで売れている理由はそのキュートなデザインもさることながら、何といってもその小ささゆえの駐車のしやすさだろう。
ローマ市内でとまっている車は小型車しか見かけない。
正面に見えるのがスペイン広場。広場につながるコンドッティ通りは車もとおる。しかも一方通行ではありません。これは私の車からのShot。
上はローマのスペイン広場近くの道路。日本では考えられないほどビッチビチにとめている。
スマートは縦列ではなく、ご覧のように頭からずどんと駐車。
街中で無料の駐車スペースを探すのはかなり難しい。やっと見つけても大型のセダンでは2台分のスペースが必要になってしまう。
ローマっ子にとって小型車は市内の足としては必需品なのであります。それが証拠に1台も大型セダンがとまっているのは見たことがない。日本はある意味暮らしやすいかもしれません。
スペイン広場にちょっとお茶を飲みにフェラーリでなんてことは出来ないのです。
それにしてもこの街は美しい。美術館の中で暮らしているようです。
by cavallino-cars | 2012-03-13 17:43 | Comments(0)