driving gt4 on the 首都高

いつもの試乗コースは会社から首都高入谷インターにはいる。

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料金所をこえ600メートルほどのストレートのあと、ゆるい右コーナー、左コーナーと続く。
4速6000回転くらいでコーナーに入るとステアリングにはフロントタイヤがグリップする感じとリヤタイヤがヌルヌルと滑りながらもしっかり路面をとらえているのがシートから伝わってくる。

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初めてこの車の横に乗られる方は30年前のクラシックカーであるgt4がこの速度でコーナーに進入すれば事故をおこすのではないかと身構える。
gt4はナビげーターの不安をよそに何事もおきずにコーナーをクリアしてく。
次のストレートではすぐに4速がふけきり、5速にシフトアップ。数百メートル走るともう1速ギヤがあればと思うほどその加速はとまらない。

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初めて私が雨のスコットランドで助手席に乗った時は上りコーナーをオーナーのSantoni氏がカウンターをあてながらアクセルで車をコントロールしながら運転してくれた。
それほどこの車のコントロール性は素晴らしく、コーナリングスピードも当時のものとしては格段にすぐれ、現代のスポーツカーと比較しても遜色ないほどなのだ。

ABS やスタビリティーコントロールなどの機能をもたないこの頃の車は絶対スピードは遅いが、車をコントロールする楽しさや、デザイン、質感などにおいては現代のものよりまさるところも多い。

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ドライビングのあと、カフェで愛車を眺める。
その優雅な姿からは、手のひらが汗ばむほどのコーナリングをしたピュアスポーツな印象は想像できない。
クラシックカーで美しい車は多いが、本気で走らせて楽しい車は少ない。

スポーツカーは美しく、速くなければならないという言葉が実にしっくりくる。

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古く、美しいものを大切にするヨーロッパの文化は、日本にも根ずきつつある。
先日1年点検を終えたオランダから輸入したモナコブルーのgt4のオーナーからこんなメールをいただいた。

308のある生活はいいですね。
gt4の独特で絶妙なデザインは更に気に入ってきました。
本当に乗って、眺めて、幸せになれる車です。

デンマークから船積みの準備をしているgt4もはやくも日本の新しいオーナーが決まりそうだ。
現代の車にはない、美しさが確実にそこにはある。

  by cavallino-cars | 2011-12-05 22:28 | Comments(2)

Commented by 松濤 at 2011-12-05 22:01 x
先日のフェラーリをはじめとした多重クラッシュは大変に残念でした。
限界をちゃんと知らせてくれる車の「いかに安全」なことか・・・
愛でる事ができるものは、ちゃんと美味しさを享受しながら楽しめるのですが。乗り手と考え方によりますね。
Commented by cavallino-cars at 2011-12-05 23:10
私もニュースで昨日事故の件を知りました。
事故の状況が詳しくわからないのでコメントできませんが、今の車はドライバーがコントロールするというよりは車がコントロールしてくれるので限界を超えると制御するのが難しくなってきています。
308のようにハイテクの満載されていない車はそういう意味ではドライバーがすべてをコントロールでき、安全な車といえるでしょうね。
そこが私が今の車よりキャブのフェラーリが好きな理由でもあります。
今回の事故は高額な車両というだけでマスコミに取り上げられましたが、事故車両のドライバーが全員大きな怪我をしてなかったことを報道するべきだと思います。
もし同じ事故をプリウスや軽自動車で起こしたらどうなっていたか?フェラーリの安全性を証明する事故だったと感じます。

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