Anconaからの308GTB

イタリヤで譲り受けた308を載せた船が21日に東京港に入港し、
今日無事通関がきれて引き取りに行った。
英国、オランダ、イタリヤ、ドイツなどから輸入した308は今回で17台目となる。

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コンテナを開ける時はいつもどきどきする。
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30年以上、ヨーロッパを走り続けてきたフェラーリのエンジンに初めて日本で火を入れる。
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特にこの車は1人のイタリヤ人のオーナーのガレージで31年間過ごしてきた。
走行わずか21,000km。

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エンジンをかけ、コンテナから出しても、アイドリングは安定しており、排気管からは蒸気がのぼる。
ボディはうっすらと埃をかぶっていても、ミケランジェロの作品のように美しい。

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9月のイタリヤを走ったことを昨日のように想いおこす。今日はあの日のような快晴だ。

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上の写真は故郷イタリヤのアンコナへ通じる高速道路。
この美しい国からやってきたセニョリータはこれから多くの日本人を魅了することになるだろう。

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いつものようにスタンドによって給油をし、予備検をとるため工場にむかう。
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中央高速に乗る頃には日が沈み、すっかり暗くなってしまった。

素晴らしいコンディションの308をまた1台、この国に持って来れたことを心から嬉しく思う。

  by cavallino-cars | 2011-11-25 23:46 | Comments(2)

Commented by 松濤 at 2011-11-28 19:51 x
このころのフェラーリをちゃんとメンテナンスもしくは修理できるという点で、日本は世界でも有数の良き場所と聞いたことがあります。これは将来にわたり安心してよろしいという事でしょうか?

やはり飾るのではなく走らせたいですから。
Commented by cavallino-cars at 2011-11-28 20:50
費用の高い、安いは別にしてメンテナンスに関してはご指摘のとうり、問題ありません。しかしながらパーツの欠品もボチボチではじめている308。
なるべくコンディションのよいものをl購入することをおすすめいたします。
問題は年々よいものが少なくなっていること。

全開でとばせるclassic だけをこれからも輸入していきます!!

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