Lamborghini Jalpa

スーパーカーブームの頃、環状8号線沿いにオートロマンという外車屋があった。
当時、お店にはカウンタックやストラトス、308やBBなどが展示されていた。

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そんな中でひときわ私の心をつかんだのがランボルギーニシルエットだ。
その頃は同じデタッチャブルトップをもつFiat X1-9を乗っていたが、大きさもデザインも同じイタリヤ車と思えないほどの圧倒的存在感があり、憧れの車だった。

そのシルエットの後継車がこのJalpaだ。
第一印象は非常に乗りやすいの一言につきる。
カウンタックのような重いクラッチを想像しながらペダルに足をかけると拍子抜けするくらい軽いのだ。
ハンドルもパワーステアリングが装備されているのではと勘違いするほど軽い。

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この車の最大の魅力はそのデザインだ。
スポーツカーとしての性能は328には劣るがベルトーネの製作したこのタルガボディはプロトタイプのようだ。
さらに2+2のウラッコをベースとしているため、ルーフを収納してもなお充分なラッゲージスペースがシートの後ろに確保される。
シートの後ろにはコート1枚おけない328GTSと比べると格段に便利でコックピット自体もゆったりとしている。
公道を走っているジャルパは今だかつて見たことがない。
総生産台数はわずか416台と308のファイバーグラスの約半分。
おそらく日本でこれだけのコンディションの車はこの1台しかないと思われる。

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ホイールはシルエットにつくブラボーホイールが装着される。
標準の平らなホイールに比べブラボーホイールはこの車をより魅力的にみせる。
オープンカー好きには一度は乗ってみたい車だ。

  by cavallino-cars | 2011-11-10 15:23 | Comments(2)

Commented by 松濤 at 2011-11-10 19:18 x
オートロマン、懐かしいです。あの頃は小学生を相手に有料で写真撮影をしていたような。

昔のカーグラフィックを見直すと、また懐かしさがよみがえります。
Commented by cavallino-cars at 2011-11-10 20:24
松涛様
お久しぶりです。
あの頃は学生でしたが子供たちがX1-9にもライト上げて!と言ってポップアップさせると写真を撮っていたという時代でした。
あれからはや数十年。
あっという間に過ぎていく時の流れの速さを感じます。
Life is too short. 
だからこそ好きなものに囲まれ、楽しく過ごしたいものです。

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