Fioravanti 氏の308

他のファイバーグラスのモデルとは異なる。
イタリヤで私が購入するほとんどの車にはファーストデリバリーが誰にされたかがわかる保証書がない。
マニュアルやマニュアルケースはあるがWARRANTY sheet だけがないのだ。
おそらく治安上の問題で個人情報の管理には非常に慎重にならざるを得ないのだろう。

Enzo氏の計らいでエンジンには特別なカムシャフトが組み込まれ、コンプレッションも普通のエンジンよりも高いとフィオラバンテ氏本人からもお聞きした。

それに伴いホィールも14インチのものよりインチアップされたものに変えられている。
フィオラバンティ氏はどうもオリジナルの浮き輪のようなふくらんだタイヤがあまり
お好きではないようだ。






左に時計があると、乗り降りの際、誤って時刻調整ノブをひざで破損させる危険があるからだろう。

距離計も数字の細いタイプ文字のようなものではなく、後期型の数字の大きいものがつく。
故障して交換されたのかもしれない。

長期間マラネロで冬眠状態にあったこの貴重な308を東京で本来のコンディションに蘇らせたことが出来て本当にうれしく思う。
by cavallino-cars | 2011-11-09 16:58 | Comments(0)