エアフィルターナット

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308のエアクリーナーのカバーを固定するオリジナルのナットは写真のような円形のものがつく。
ゴムのパッキンが一枚入り、その上から回してしめるだけの簡単なもの。

ただしこれがなかなか曲者で、手でまし締めしただけではドライブした後でエンジンの振動でゆるんでとれてしまうことがある。
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以前、エンジン調整に工場に入庫し、引き上げて会社についたら紛失していたことがあった。

それ以降は出かける前と帰宅後には必ず緩んでないかチェックをしている。
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羽つきのネジ型タイプや締めやすい6画のナットもあるが、どうもしっくりこない。

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やはりこのオリジナルの円盤型のナットが一番美しい。
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こんなナット1本にまでこの当時のFerrari にはこだわりを感じてしまうのです。

  by cavallino-cars | 2011-10-21 16:00 | Comments(1)

Commented by 松濤 at 2011-10-21 16:17 x
以前にイタリアでレースで前部をクラッシュしたフェラーリがピットに入ってきて。
メカニックが急いでガムテープで補修しようとしたところにそれを見ていた関係者が「美しくない!」と、わざわざその部分を赤く塗ってからピットから出したという逸話が。

それに感激したドライバーが優勝して応えたという話が好きです。
やはり妥協なき美学は伝わりますね。

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