hard to find the good carb 308 

328を捜して欲しいというお客さんが最近二人ほど来店され、
ヨーロッパにあるものを捜してみた。
前のブログで紹介したものの他、1オーナーの13000kmの328もある。
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この固体はイタリヤで23年間一人のオーナーの下で大切にされてきた328だ。
本国ではABS はオプション。
88yのこのモデルはABS はつかないが、リヤウイングは装着される。
新車のようなコンディションの328を捜している人にはまたとない一台。
ヨーロッパ仕様のGTB。価格は880万円。


それに比べ308のキャブレター車の程度のよいものは市場にでることは極端に少ない。
Octaneという英国の雑誌に328と308との比較試乗の記事がでていた。
以下はその記事の引用。

2台を乗り比べてまず気がつくのがスロットルレスポンスだ。
328は308ほど剃刀のようなシャープさはない。
しかしシフトはスムーズでエンジンもリファインされた感じがする。
この2台は驚くほど違うことが路上にでるとわかる。
308はレーシングカーのような低いシートをもち、そのステアリングからは路面状況をミリ単位で把握できる。
ドライバーの意思に即座に反応する車なのだ。
それに対し328はよりスムーズなエンジンになり、ドライバーはリラックスして運転できるようになる。
しかもシートは肉厚になったことによりさらに快適になり、エンジン音も静かになった。

ロードレーサーのような308を選ぶか、快適になった328を選ぶかは貴方次第だ。

この記事からもわかるように308のアクセルレスポンスは328はもちろん、
348や355さえも上回るほどシャープだ。
シートも薄く、路面の数センチ上に座っているカートにのっているようだ。
それに対し328はすべてがマイルドになり、乗り比べるとスポーツカーというよりは快適なGTのように思えてしまう。

実際に私の知っている方でも348や355から308に乗り換える方は多い。
そのすべての方たちは今でも308を所有されている。

乗ってみなければわからない良さが308には確実にある。

  by cavallino-cars | 2011-10-19 01:15 | Comments(0)

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