ローマの休日

今回も駆け足の出張だったが、日曜は久々にのんびりすることができた。
ローマの空港のそばの親戚の家は1000坪ほどの森の中にあり、実に快適でまるでビッラに来ているような錯覚に陥るほど。
睡眠密度が高いのか、単なる時差ボケなのか朝は意外と早くから目が覚めてしまう。

パティオで軽く朝食をとりながら観光名所ではなく、ローカルの人たちが行くところに行きたいという僕のわがままを快く聞いてくれた。

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ここは市内へ通じる松並木の道。
イタリヤの松は頭でっかちのきのこのような形が特徴。

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まずはカンピドリオ広場へ。
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ここはミケランジェロが設計した美しい広場で世界遺産にも指定されている。
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当日は1時間ほどで3組の結婚式に遭遇。

隣接する美術館の屋上からはバチカンまで一望出来る。
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ここは広場の裏。何千年も前の遺跡の上にローマ市庁舎がある。
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その裏手には現在も発掘作業が行われている現場が!!
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15年ほど前はここは埋もれていて駐車場だったというから驚く。

観光はここonly!
次にMONDI という人気のカフェへ。
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右手のショウケースにはミニチュアのようなケーキとサンドイッチが、
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左手にはジェラートが並ぶ。
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こんなに小さいからいくらでも食べれてしまいます。
東洋人は私と従姉妹のみ。ゆっくり時間が流れていく。
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日本と違い暑くても湿度が低いのでじめじめしてなくすごし易いのだ。

ランチはフィウミチーノ地区の海の前のレストラン、アメリンドへ。
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お昼に電話しても予約がとれたのは2時半。
着いても店の入り口には6人ほどがならんでいました。
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ビーチには最後の夏を楽しもうと大勢のイタリアーノが日光浴をたのしんでいます。
あぁ、海をみていると本当に平和な気持ちになります。

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ここのアンティパストのカルドという魚介類のトマト煮はこれで1人前。
3人でちょうどいいくらいです。
イカ、スカンピ、いいだこ、ムール貝などトマトスープで煮込んだ料理でもう絶品です。
ローマ市内のようなスノッブな感じはないですが、気軽に入れる庶民的なレストランも好きです。
この後スカンピのリゾットをいただき満腹状態。
昨晩のイタリアの義兄の手作りラザニアとこのカルドが今回のbest dish でした。

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そして毎回ローマに行く度に買うのがこのGentilini のMarmellate di Arange。
(オレンジのマーマーレード)個人的にかなりお勧めです。
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もともとは赤ちゃん用のビスケットメーカーだったようでいろいろな種類のクッキーやウエハーズなどもあります。
今回は各種買ってきたので自宅で並べてみました。
試食報告はまた後日。

イタリヤは本当に美しい国です。
歴史の中に暮らすという言葉がこれほど似合うところはないでしょう。
そんな文化遺産の街で走り続けてきたFerrari を日本で運転できることは夢のようなこと。
すべてのフェラーリにはこの美しいイタリヤとそれを築き、大切に守ってきたイタリア人の熱い想いが宿っている。

  by cavallino-cars | 2011-09-20 19:15 | Comments(0)

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