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16日の10時のBA 006便で成田を出発し、ヒースローでローマ便に乗り換え、
フィウミチーノ空港についたのは午後の10時をすぎていた。

翌朝、7時に今回の目的地のアンコナへ向かう。
空港から約3時間半のドライブだ。
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土曜日のせいか道はすいていた。
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アメリカのような雄大な山々の風景を見ながらアウトストラーダをひたすら南へ向かう。

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到着した自宅はイタリヤならではの素晴らしいゲートがあり、弥が上にもガレージにある308への期待が高まる。
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中に入ると246、Fiat Dino Spider、Maseratti ghibli,そして308が並んでとめられていた。
どれも素晴らしいコンディションのものばかりだ。
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なんと驚いたことに自宅にはリフトがあり、ご子息が簡単な整備は自身でされるという。
せっかくなのでリフトアップしてもらい、下を見ることに。
オーナーが自慢するだけことはあって、オイル漏れもなく、きちんと整備されていることがよくわかる。

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写真のギブリは昨日、購入したばかりでこれからレストアするとのこと。
なんともう1台黄色のギブリもお持ちで、そちらはフルレストアがもうじき終わるという。

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本日は快晴。自宅のまわりの山道を数キロ走り、購入することを決めた。
こんなイタリヤの人たちが乗っていた素晴らしいコンディションの車を日本に持って来れて実に嬉しい。
新しくオーナーになるだろう日本の方にも是非この環境とオーナー家族を紹介したい。
よりこの車を好きになるにちがいない。

なぜ新しい458やFF には興味がないのかをお聞きしてみた。
モダンフェラーリは確かに美しく、その性能は素晴らしいが、どれを乗っても鳥肌がたつような感動がない。
どんなに美しく、完璧なセニョリーナでも私にとっては女性ではないのですとのこと。

このミケランジェロが作ったような美しく、官能的な308がまた1台、極東の島国にやってくる。

  by cavallino-cars | 2011-09-20 15:45 | Comments(1)

Commented by J.Watanabe at 2012-06-08 09:18 x
ハスミさんから、クルマを買うことが出来たら、以前のオーナーに会いに現地に赴きたいと思います。
やはり、クラシックフェラーリは石を積み上げた、馬屋のようなガレージに置きたいです。

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