PAVIA

オーナーはMilano から車で約1時間半のMortara という場所にある石油会社の重役。
PAVIA _a0129711_15543674.jpg

まわりはほとんどが畑でこんな所にほんとにフェラーリがあるのかにわかに信じられない。
PAVIA _a0129711_15423544.jpg
もちらん観光客など一人もいないところだ。

会社の前から連絡するとオーナーのStefano さんが現われ、
会社の敷地内のガソリンのトレーラーの並ぶ奥の倉庫に案内された。

PAVIA _a0129711_1544986.jpg
扉を開けると、フルレストアされた911の2.2L やtestarossa など9台の車が整然と並ぶ。
目的の308は3列に並べられた左の列の中央にあった。

PAVIA _a0129711_15574358.jpg
フロントのスペアタイヤはもちろんオリジナルで、ジッパー付のカバーの生地も当時のもの。
スペアタイヤを固定する革のベルトまで揃う。
PAVIA _a0129711_15581311.jpg
8年前に100万円ほどかけてベルト類の交換を含めたフル整備をした車だ。

前オーナーは今の所有者のおじにあたる方で一族みな車好きらしい。
PAVIA _a0129711_15482330.jpg

マフラーも当然オリジナルの1本だしのものがつき、その状態も驚くほど良い。
久しぶりにきれいなファイバーをみて送金や引取りの件を話しあったが、
Stefano さんは英語がまったく話せない。
今回ほどイタリア人のいとこに感謝したことはない。

PAVIA _a0129711_15584979.jpg
期待を裏切られることのない良い状態の308はイタリヤでも貴重だ。

これで今回の出張は無駄に終わることがなくなった。
PAVIA _a0129711_1675320.jpg
また1台イタリヤの美術品のような308が日本にやってくる。
PAVIA _a0129711_190256.jpg

またひとつ楽しみが増えた。

  by cavallino-cars | 2011-07-16 16:08 | Comments(0)

<< TORINO 珠玉の1台を求めて >>

SEM SKIN - DESIGN by SEM EXE