クラシックフェラーリの魅力
212Inter, Daytna, 246gt, 246gts, 275, 250GTO, 288GTO, Lusso,308GTB,308GTSQV,
Dino308gt4, 206gt, 512BB, 365BB など。
どの車も美しい。

その中で何年も所有していたのはDaytona とDino246gt, 246gts だった。
Daytona はどこまでも加速し続けていくあの12気筒エンジンの素晴らしさと音、そしてハンドリングが魅力だった。しかし、重いステアリング、ハンドルポストから進入してくるエンジンルームの熱、効かないブレーキなどでとても毎日乗る気にはなれない。

それにあの可愛らしいボディは、何時間見ていてもあきない 。
しかし日本の夏はもちろん、春や秋でさえ運転するのが暑くて、
ついついガレージに寝かせている時間が長くなってしまった。
1年のうち走ったのは4週間くらいだったろう。
他の12気筒のビッグフェラーリは美しいが、操作系の重さや、
運転していて楽しさを感じられなかった。
初めてBBのステアリングを握って、高速に乗ったときは
あの美しいボディを操縦している高揚感はあったが、
スポーツカーとしての楽しさは感じられなかった。

ブレーキ、加速性能、バランスなど今の車と変わらない信頼性とそれらを上回る楽しさがある。

やせ我慢することなく乗ることも可能だ。

デジタル表示のクォーツの時計はくるわないだろうが、決して買う気にはなれない。
文字盤の数字の美しい、金属の質感のよいアナログの時計の方が多少おくれても、
つけていたい。

うまく表現できないが同じような美しさと機能を備えたエレガントさを308には感じる。
by cavallino-cars | 2011-06-21 18:57 | Comments(2)
以前に手巻きのパテックを付けていましたが、揺るがない気品と美しさがありますね。
そして購入する時にも「これは売ったのではなくて貴方に継承したのだ」と言われて余計にうれしくなりました。今は別のオーナーに継承してしまいましたが。
308も美しい車ですね。なかなかこの車に似合う景色が少ないのがさびしいですが。
