Ferrari Classiche
ここは更に特別な雰囲気で溢れている。
手前には288GTO 奥のリフトには246GTS がのせられている。
右にぶら下がっているのは排気ガスを工場内にださないよう外に排出させるダクトだ。

前面の壁には歴代のモデルのデッサンとそのサイズを記入されたものが美しく飾られる。


特別にチューニングを施したエンジンを積んだこのスペシャルなファイバーグラスの308は
コンプレッションもカムシャフトもノーマルとは異なる。

ステアリングもノーマルよりも一回り太いタイプが装着されたワンオフモデルだ。

ボディのちりは35年の歳月を感じさせないほどきっちりあっており、
ファイバー独特な蜘蛛の巣状のひび割れも皆無の美しい状態を保つ。


こんな細かなことがいつも工場内を清潔に保っていられる秘訣なのだろう。
床はオイル染みはもちろん、埃さえ落ちてないほどきれいに磨きあげられている。


美しい車たちが整備の順番を待っていた。
写真上のモノクロの整然と並べられたデッサンの何と美しいことか。


ここは普通の工場ではない。



モダンフェラーリのもつ美しさとは確実に一線をきす空間だ。
by cavallino-cars | 2011-05-07 02:56 | Comments(1)