イタリヤのX'mas

308の契約をすませた夜はオーナーのFlavio氏がライトアップされたドーモと
ティファニーがたてた?クリスマスツリーが目の前に見えるレストランに招待してくれた。
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入り口は観光客には決してわからない。
店内もかなりスノッブな人しかいない。
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お客さんもみんなお洒落で本当にかっこいい。
かなりロマンティックなお店なので出来れば大切な女性と一緒にいくのが
お勧め。

ところで日本ではクリスマスツリーは26日には撤去され、お正月の飾りつけがされるが、
ここイタリヤではご覧のように27日になってもツリーはそのまま。

本来クリスマスの飾りは12月8日の聖マリアの祭り前後から始められ、
1月6日まで飾られる。
聖マリアの祭りは無原罪の祭りとも言われ、1854年12月8日教皇ピウス9世により
聖マリアがアダムとイブの犯した原罪をおかすことなく受胎したことを正式に認めた日
を記念した祝日。

ツリーの他にはプレセビオと呼ばれる木製のキリスト像が各家庭にかざられ、
24日のイブには家族や親戚が集まり、
肉ではなく魚料理を食べて静かに過ごすのがイタリヤの一般的なX'mas イブだ。

日本のようにチキンやサンタつきのケーキを食べるようなことははなく厳かにすごします。
25日のX'masには正装してお昼をいただくのがイタリヤ式らしい。

11月からクリスマス商戦の始まる日本とはかなり異なります。
そして1月6日(イタリヤでは御公現の祝日  東方の3博士がキリストの誕生を祝いに来た日を
記念する祝日)の前夜に子供の枕元に老婆がやってきて、
いい子にはプレゼントを、悪い子には炭をおいていくという言い伝えがあり、
それまではどこの家庭もツリーとプレセビオは
残しておくようです。

12月24日に夜空にひときわ輝く星を東方の3人の博士が見つけ、
救世主の誕生を悟り、星の照らすベツレヘムにお祝いの品を持っていったとされている。
その3博士がベツレヘムに着いたのが1月5日の夜なので、老婆(イタリヤではBefanaといわれ
サンタクロースより歴史は古い)がソックスいっぱいにクッキーやチョコレート
、地方によってはみかんや胡桃などをつめたものを子供達の枕元に
おいていくように言われはじめた。

これがクリスマス プレゼントの由来です。
もともとはイエスキリストという幼子に三博士が持って行った贈り物がその起源。
イブにプレゼントを交換するようになったのは長い歴史からみればつい最近のことのようです。

それにしてもライトアップされたドーモと巨大なツリーは本当に綺麗でした。
X'mas season のヨーロッパも1度は行ってみるのもいいかもしれません。

今年も今日で最後。あと何時間かで2010年も終わります。
2011年が皆さんにとって素晴らしい、希望にあふれた1年になりますように。

  by cavallino-cars | 2010-12-31 01:49 | Comments(0)

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