玉石混淆
なかなか良いものがないのが現状。
価格の点でおりあわないものもあるが、だいたいは見て諦めるものがほとんど。

これはサンルーフ付きのオランダの車。
距離が10万キロを超えていたので検討していた間に
ベルギーの業者が買い取った。

これは個人オーナーから直接オファーが来たが母が骨折したため見に行けなかった。

こちらはスイスからのオファー。ホイールがオリジナルでないのと、塗装に難があり却下。

これは英国マンチェスターにあったgt4.


左のリヤバンパーの内側にヒットした跡があるのと、ルーフの内張りのずれが気になり
購入を見合わせた。

これは見に行く前に現地ですぐに売れてしまったGTS。


これはオーナーの心変わりで購入できなかったもの。
レストアに500万円もかけただけのことはあったので残念。
下の写真は英国で売買契約をしたにもかかわらず
他の人に売られてしまった。

わざわざ日本から行ったのに無慈悲なことをするものです。


これは写真ではわからないが塗装がヒビだらけだったたもの。

これはスイスのgt4。同時期に同じカラーリングのgt4を在庫していたため購入を見合わせ。


これは非常にきれいな車だったがエアコンがオリジナルでなかったため中止。
当時はA/Cはオプションだったので仕方ないが、後付けのものはどうもしっくり
こない。吹き出し口が脚にあたるのも気になった。
他にも見てがっかりして帰国したものはかなりの台数がある。
実際に日本に輸入した308は自分で乗ってもいいと思うものばかり。
今でも自分が輸入した車をみると前のオーナーとその住まいや事務所が
思い出せるほど。
車を譲っていただいたほとんどのオーナーが自宅やオフィスに招いてくれ、
食事までご馳走してくれるほど
よくしてくれたからかもしれない。
他の何十台という車をみなければ、よい車には巡り会えない。
日本のお見合いのようです。
ほとんどのオーナーは自分の車を絶賛しますが、
ヨーロッパまで行って、何度落胆したことか。
写真やデータだけだはわからない。
あとはタイミング。見に行く前に売れてしまったり、
在庫が多い場合は購入を見合わせることもある。
ヨーロッパの308はまさに玉石混交。
これはどこの国でも一緒です。
砂利の中にも必ずダイヤのような308がかくれています。
来年もそんな車を見つけてご紹介いたします。
by cavallino-cars | 2010-12-22 12:13 | Comments(0)