タイヤの製造年月

クラシックカーに限らず車を買う時に必ず確認することの一つにタイヤがある。
ひび割れはないか、溝はまだあるか、そして何よりもいつ作られたタイヤかを確かめる。

タイヤの表面に刻印されているDOTから始まる最後の数字で簡単にそのタイヤの製造された年月がわかる。

では具体的にご説明いたしましょう。
下の写真はフランスから輸入した78年Ferrari 308GTB についていたもの。
タイヤの製造年月_a0129711_218124.jpg

DOTの最後の数字037 が意味することは87年または97年3週目に製造されたということ。
この車の場合20年間同じオーナーの元でガレージに眠っていたことを考えると
おそらく87年1月に生産されたものだろう。
また古いタイヤでひび割れがあるものは長い年月、陽射しにさらされていたため。
古くてもひび割れがしていないこの写真のタイヤは長い期間、
屋内のガレージに保管されていたと推測される。

下の写真は今年の8月に納車になった458Italia のもの。
タイヤの製造年月_a0129711_21195136.jpg

DOTの最後の数字は0410。2000年以降は年表示が2桁となり、2010年4週目生産。
つまり2010年1月末のタイヤということ。
それにしてもこの30年でタイヤの扁平率がこんなにも変化しているのに驚きます。

1度、愛車のタイヤがいつ作られたか確認されてはいかがですか?

  by cavallino-cars | 2010-10-13 21:36 | Comments(0)

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