英国と日本の308の生息率の違い

日本の領土は約38万平方キロに対し、英国は約25万。
日本のおおよそ65パーセントに過ぎない。
何台の308がそれぞれの国にあるかはわからないが、
売り物は日本は平均約7台ほどに対し、英国では常に25台以上もある。

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発売からすでに30年以上経過している308が英国では何十台も
今でもサーキットでも走れるような状態で現存している。

古くても良いものは大事にするヨーロッパの国民性は個人的に大好きだ。
おかげで素晴らしいコンディションの308を今でも乗ることが出来る。

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モダンフェラーリに比べて価格は4分の1でも運転する楽しさは変わらない。
430や599は確かに速いし、快適だが、車をコントロールする楽しさは
街中ではかなりの腕とリスクを伴わないとないと楽しめない。

それにくらべ308 は首都高速でも容易にアクセルワークで
コーナーをクリアしていける。

スポーツカーは、見て美しく、自分で車の挙動をコントロールできるからこそ楽しい。
ただ速く走りたいのならGTR を買えばいい。

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ブレーキをのこしながらターンイン。
アンダーがでてクリッピングポイントから外にふくらみそうになったときに
アクセルを少しだけもどしノーズを内側にいれ、
コーナーをクリアしていく。

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フィオラバンテ作の優美な308でそんなレーシングカーのような
ドライビングができる。

それが308 やDino の最大の魅力です。
ほとんどの英国人はそれを知っている。
これはモータースポーツの文化と
歴史の違いかもしれない。

  by cavallino-cars | 2010-06-09 19:19 | Comments(0)

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