GTB fibre と QV

76年の308と84年の2台をならべてみる。
走行57400km のこのQV の調子はすこぶる良く、エアコンも
今日のような天気では寒いほど効く。
乗ってみた違いはキャブ車の出だしの蹴飛ばされたような加速に対し
クワトロはややマイルドになっている。
やはりキャブレターの独特な給排気音が一番の違いだろう。
インジェクションになってからはシャーという機械的な音が大きくなった。

グリルのフィンは3枚から4枚になった。
ヨーロッパ仕様には両サイドにパッシングライトがつく。
さらにフロントフードにラジエターの熱抜きのダクトが追加された。
グリルのセンターには12気筒と同じ跳ね馬がつく。
エンジンフードの熱抜きのフィンの形状も変わっている。

フィンがでていないものもある。
下がキャブレターモデルとQVのドイツ以外のヨーロッパ仕様のもの。

もうクラシックのカテゴリーに入る2台だが、
今見ても、乗っても楽しい、最高のスポーツカーだ。
by cavallino-cars | 2010-05-28 12:01 | Comments(0)