Ferrari testarossa

1984年パリサロンでデビューしたテスタロッサ。
その斬新なデザインは世界中のフェラリスタに歓迎された。

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おりしもバブル最盛期になりかけの日本では定価の2倍で取引されるほどのもてはやされぶり。
ジャーナリストも誰ひとりこの車を悪くいう者はいなかった。
というか言えなかったのか???

ただ一人ポールフレールがブレーキについてやんわりと苦言を呈している。
以下は雨のフィオラのでテストした彼の当時の文章を引用する。

ドライな路面のフィオラノでどの位ブレーキがもつか私は知らない。
ウエットな状態ではテスタロッサのブレーキはたいしたもので、
ペダルがスポンジーになっても2ラップの間なだめすかせば、
再び元の効きに回復した。


当時、私はターンパイクに328とテスタを持ち込み、数往復テストした。
何の問題もない328に対し、テスタロッサは
2往復目でブレーキペダルがストンと下まで落ち、戻ってこずに
スローダウンをせざるを得なかった。
日本仕様、欧州仕様、ドバイ仕様、スイス仕様どれも試したが結果は同じ。


車重に対し、ローターが余りに小さくブレーキ性能が低すぎるのだ。
512TRになってからだいぶ改善はされたものの基本的には変わりない。
形は文句なくかっこいいが、残念ながらスポーツカーではなかったのだ。

だからこそ現代ではその評価は低く、査定は驚くほど低い。
しかし1度壊れたらその請求額はあっという間に車両価格に手が届く。

それに比べ308は維持費はリーズナブルだし、故障も少ない。
運転すれば紛れもなくスポーツカーである。
しかも誰にでも手が届く価格帯にある。

車好きな方はFerrari なんて一生買えないと思わずに
1度は308 を所有してその素晴らしさを体験してもらいたい。
他の車では決して味わえない経験ができるはずです。
Dinoのように価格が高騰してしまってからでは遅すぎるのです。

人生は一度きり。所有せずに少し?の後悔をずっともち続けるか、
たとえ数年でも蜜月の日々を過ごすかはあなた次第です。

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そんな記事が英国のOctane という雑誌に特集されていた。

ちなみに当時のUS仕様やディーラー車の308にはヨーロッパ仕様ほどの
感動はない。

  by cavallino-cars | 2010-04-15 15:28 | Comments(0)

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