GTSはバルケッタと思って乗るべし。

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ヨーロッパは夏が短い。だからこそ太陽をおもいっきり楽しむための車が好まれる。
308GTS はそうして生まれた。
この車はルーフは出来るだけつけない方がいい。

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バルケッタのように乗ってほしい。
シートの後ろにしまったルーフは雨のための臨時のものと思えば、
装着時のきしみ音なども気にならない。
本来そういう目的で作られた車なのだ。
GTSはFerrari の独特の音と太陽の陽射し、春のぬくもりを感じるための車。

オープントップで走る快感はそこらへんのオープンとは比べものにならない。
現代のいさましい排気音をはなつ430やモデナとも一線をきする。
車好きなら誰でも身も心も溶けてしまいそうになるほど魅了されるに違いない。

昨日仕事の合間に会社の回りをドライブした。
英国で運転した時よりビルの谷間で聞くエキゾーストノートは
よりドライバーを刺激する。

しかもこの車の足回りは30年も経過しているとは
信じられないほどしなやかなのだ。

デザインではGTBにはかなわないが
快楽主義者にはこれ以上ない1台だ。

  by cavallino-cars | 2010-04-04 15:22 | Comments(0)

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