sold!!

a0129711_13385616.jpg
今月、イタリアのファエンツァから譲り受けた89yのGTB turbo と80yの308GTS の2台が新しいオーナーのガレージに納まった。
a0129711_13412299.jpg
どちらも私には思い出深い車。GTSは5年前にベネツァから譲り受けたものでオリジナルコンディションの素晴らしい固体。
べネツアに繋がる橋の上を試乗したことを今でも懐かしく思い出す。
a0129711_13481380.jpg
もう一台はROSSOの12月号で特集された車そのもの。F40のような乾いたエキゾーストノートとF1ターボ全盛期を思いおこすような強烈な加速はこの車ならではの魅力だ。
a0129711_13434194.jpg
どちらも普遍的な美しさに溢れている。
a0129711_13453853.jpg
モダンカーとは異なる美しさを愛でる方が確実に増えている。
a0129711_13492836.jpg
同じものを美しい、そして素晴らしいと感じる方がいらっしゃることを実に嬉しく思う。
(上の写真はGTBターボを譲り受けたファエンツァの街)

  # by cavallino-cars | 2017-05-26 13:50 | Comments(0)

pavia のファイバーグラスの308GTB

a0129711_20211108.jpg


2011年、イタリアのミラノから1時間半ほどの小さな街のMartaraの大手ガソリンメーカーのイタリア代理店の一族から譲り受けた308ファイバーグラスが再び弊社に戻って来た。
a0129711_20131346.jpg
a0129711_16305897.jpg

現地でもASI(イタリアクラシックカー協会) のゴールドプレートを取得しているこの車は、
a0129711_20143676.jpg
a0129711_20151080.jpg

日本に到着後、コーンズにてブッシュ類をすべて交換し、Ferrari Classiche も取得している。
すでに車両は弊社に入庫済みで、キャブ調整も実施済み。
a0129711_20153702.jpg

すべてのブッシュを交換したことは試乗すれば、すぐに実感できる。まるでカートに乗っているようなそのドライブフィールは308ならではで、コックピットはシングルパイプの奏でるあの独特のキーンというフェラーリサウンドでみたされる。

a0129711_20173725.jpg
この車には当時のフェラーリの魅力が溢れている。




  # by cavallino-cars | 2017-05-11 16:32 | Comments(2)

308分の1

a0129711_22512728.jpg

イタリアから魅力的なオファーがきた。
総生産台数308台のGTBターボのほとんどが赤なのに対し、ガンメタの1台がある。
おそらくこの色のGTBターボは数台しかないはず。

a0129711_22514530.jpg
個人オーナーのこの車の走行距離は24000km。
自分だけの1台には最高の1台になる。
オーナーに連絡して、来週には見に行こうと考えている。
素晴らしいコンディションなら是非欲しい1台だ。

  # by cavallino-cars | 2017-05-09 22:53 | Comments(0)

キャブレターのエンジンの始動方法

キャブレターのエンジンの始動方法は諸説があり、まずは2回ほどアクセルペダルを床まで踏み込み、セルを回すというのが一般的。
しかしながらその方法は308には適していない。
a0129711_14171470.jpg
まずはエアコン、ライト、ステレオなどの電気系のスイッチをすべてOFFにしてあることをチェック。
a0129711_14175694.jpg


確認後、クラッチをきり、セルを回しながら、アクセルペダルを小刻みに4cmほど踏んだり離したりする。
何日間もかけていなかったり、外気温度が低い冬は初爆まで1分ほどかかる場合もあるが必ずかかるのでセルは回しぱなし。
一度だけ何度試しても初爆がなかったことがありましたが、原因はフュエルポンプの故障でガソリンがいってなかったため。
通常はこの方法でかかります。

a0129711_14173753.jpg

チョークは使用しない。


a0129711_14251534.jpg

エンジンがかかったら3500回転くらいまでは回してもかまいません。1000回転でアイドリングして暖気する必要はありませんのでそのまま走らせながら水温が90度くらいになるまでレブリミットを4000回転くらいにおさえてください。
水温が十分上がり、油温が60度を超えればフルスケールで回してもかまいません。



a0129711_14270301.jpg
エンジンをかけたら必ず最低でも30分は走ることをお勧めします。
すぐにとめますと、プラグにスラッジがついて始動性が悪くなったり、マフラーに水がたまり、腐食の原因にもなります。

よく友人にエンジン音を聞かせて欲しいと言われますが、一度かけたら水が蒸発するくらいマフラー内の温度があがるまで暖気が必要です。すくなくとも1時間ほどはかかりますのでそのようなリクエストには答えない方が賢明です。

一度、エンジンが温まってしまってから、エンジンをとめて、再始動する時はけっしてアクセルペダルを床まで踏み込まないように注意して下さい。踏み込んでしまうとプラグがビショビショになって点火しなくなります。


a0129711_14313730.jpg
キーをアクセサリーにしただけで、フュエルポンプが動き、キャブレターからガソリンが燃焼室に噴射されます。
イグニッションをON にしただけでアクセルを踏まなくてもかかるはずです。かかりずらい時は軽く踏んでもいいでしょう。

今の車はキーを一度回して、ラジオを聴いたりすることは普通ですが、キャブレターの車はその状態でスロージェットからガソリンがかなりの勢いででています。
長時間アクセサリーの状態にしていますと、プラグがガソリンでビショビショになり、点火しなくなることがあります。
不調の原因にもなりますので注意が必要。

一度プラグをかぶらせてしまうと、すべてのプラグをはずして、掃除をしないと元の調子にはもどりません。
いつも完璧な状態で乗れるように正しいかけ方でエンジンをスタートさせることが大切です。



  # by cavallino-cars | 2017-04-13 14:39 | Comments(1)

308の魅力



a0129711_20574184.jpg

若い頃はカウンタックやテスタロッサで表参道や青山に行くのも嫌いではなかったが、今はまったく興味がなくなってしまった。


a0129711_21225991.jpg

レースを始めてからは街なかにスポーツカーで行くことはなくなり、
首都高速やワインディングを走ることに歓びを感じるようになる。

a0129711_21015580.jpg


4速でまわるような高速コーナーをハイスピードで進入する。アンダーステアがでて、外にふくらもうとする車をアクセルを軽く戻してノーズをインに向けてクリアする。


a0129711_21183851.jpg

その時のフェラーリ製V8エンジンのサウンドの気持ちよさ、ハンドリング、そしてそのバランスの良さを感じながら、思わず叫びたくなったことが何度あっただろう。


a0129711_21204842.jpg


76年から80年までに作られた308GTB, GTS そしてDino308gt4と208gt4に乗るたびにあー、この車を一生もっていたいという気持ちになる。

a0129711_21032098.jpg

今の488やマクラーレンなどはレーシングカーの速さとスタビリティを備えもつ。運転して感じることはおそろしく速いのと電子制御による足回りのコントロール性の素晴らしさ。

70年代のフェラーリのようにコーナーをアクセルコントロールで回ろうなどとはけっして思わない。

あまりに高性能なために一般道はもちろん、高速道路でさえそのスピードをもてあます。

a0129711_21024751.jpg


355から360、430、458そして488と進化しているモダンフェラーリも悪くはないが、どれもずっと所有する気にはなれないのだ。

ドライビングの楽しさや速さは確実に進化しているが、308 のもつ5感に訴えるような美しさや音、臭いなどは感じられない。

最新のフェラーリの排気音はスポーツカーならではのボリュームでドライバーを刺激はするが、あのフェラーリミュージックとよばれるキャブ独特な甘美な音質とはほどとうい。

a0129711_21003212.jpg


近代フェラーリは異次元の速さを誰でも体験することを可能にしたが、308のような官能的なサウンドやドライビングプレジャはない。

7年前に初めてスコットランドで譲り受けたgt4 に乗って以来、いまだに308のコックピットに座ってエンジンをかけるたびにわくわくする。

ワインディングをとばした後に3000回転くらいでクルーズするとコックピットはキーンという独特のサウンドで満たされる。


a0129711_21160206.jpg


軽く回るエンジン、トップエンドの鳥肌がたつような素晴らしいサウンド、細い革まきのステアリングから伝わってくる路面をグリップするタイヤの感触、アクセルの微妙な開き方にリニアに反応するエンジンとサスペンション。

そしてエレガントなデザインと手作りだけのものがかもし出す内装の独特の素晴らしさ。

これこそが私の熱愛するフェラーリそのものなのです。


a0129711_15504818.jpg



ニキラウダや

a0129711_15080775.jpg

ジルビルヌーブ

a0129711_21261327.jpg


そしてシェクターやカルロスロイテマンがいたフェラーリ全盛期に彼らが乗っていた車のステアリングを握る歓びと興奮。

a0129711_21262022.jpg

一人でも多くの方にこの素晴らしさをわかっていただきたい。
(上の2枚の写真は当時のフィオラノサーキット)

  # by cavallino-cars | 2017-04-11 21:34 | Comments(0)

SEM SKIN - DESIGN by SEM EXE