modena の休日


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前日ミッレミリアの参加車両が走ったモデナは日曜日は静かで実にのどか。
日中は少し汗ばむほどの快晴。久しぶりのイタリアでのオフ。
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こちらで家のバルコニーなどにピンクの風船がついている家をみかけるが、これは女の子が生まれましたよというサイン。ちなみに男の子はブルーの風船をかざるようです。
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時間があるので新しくできた Museo casa Enzo Ferrari に行ってきました。
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中には新旧のフェラーリが展示してある。
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ラフェラーリや
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クラプトンがワンオフで発注したモデルのモッックアップも展示してあったが、
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やはり目はどうしてもクラシックフェラーリにいってしまう。
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それほどモダンフェラーリとの美しさの差は歴然で
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今のオートメーション化された工場で作られたモデルとは一線をきす美しさなのだ。
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途中巨大なスクリーンで上映された映画でもアランドロンやソフィアローレンの乗っていたクラシックフェラーリは実に魅力的で何といっても美しさは今のモデルとはくらべようもない。
クラシックフェラーリにみるイタリア人のデザインともの作りの素晴らしさは時代を超えた美しさに溢れている。
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このモデナの街なみと同じように永遠に美しくある。

  # by cavallino-cars | 2017-05-27 11:05 | Comments(0)

Tortona のGTBターボ

Reggio Emilia からパビア方面に北上したTortona にある86年のGTBturbo を見に行きます。
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こちらは快晴。
目的地に到着したのは午後の4時。
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ミラノのGTBターボに比べ、走行距離が85000kmということもあり
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事前に送ってもらった写真ではきれいに見えたシートはさすがにやれている。
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どうやらオーナーは乗りっぱなしのようでフロントには無数の飛び石の跡や虫がこびりついている。
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リアフェンダーは塗装のためのマスキングの跡がはっきり残る。
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左右のリアのクオーターウインドウの内側には雨漏れの水のあとがくっきり残る。価格はミラノのものにくらべ、格段に安いが、ひと目みて自分で乗る気にはなれずに5分ほどで終了。
オーナーの試乗はしませんかというお誘いを丁寧にお断りしてミラノにもどることにした。



  # by cavallino-cars | 2017-05-27 10:36 | Comments(0)

italia30台限定モデルの911タルガ

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2016年にポルシェイタリアの30周年記念モデルとして30台限定の911タルガ4Sが発売された。
そのうちの新車の1台がイタリアで売られていた。
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走行はデリバリマイルの458キロ。価格は20万ユーロ。
カラーはこのブルーメタリックのみ。シートは布製のチェッカー柄。

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シートヒーターも装備される。

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リアピラーにはイタリア国旗のグリーンと白と赤のストライプが入る。
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ステップには30周年記念モデルの刻印付き。
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スポーツクロノパッケージのオプションもつく。イタリアでは発売と同時にすべて完売したモデルでマーケットにでることもないらしい。
もちろん日本では1台も登録されていないだろう。
普段の足にこんな1台がガレージにあるのもイタリア好きには実におしゃれな1台だ。


  # by cavallino-cars | 2017-05-27 10:04 | Comments(0)

Reggio Emilia のDino246gt

ミラノからおおよそ1時間、南に下ったReggio Emilia のディーラーに向かう。
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目的は1オーナーの72yのDino246gt。走行は50,220km。
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内装は足元のカーペット以外はすべてオリジナル。
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シートとドアパネルとバックパネルは型押しのビニール製のこのタイプがオリジナルだ。
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今から10年以上前に所有していた246はビニール製のオリジナルのシートだったが、革に張り替えてしまったことを今では後悔している。
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次に買うならオリジナルのシートが欲しいと思っていた。
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308もいっしょだが、どれだけオリジナルのものが残っているかがクラシックフェラーリを買う上で最も重要なことなのです。
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シートベルトはバックルタイプのものに変更してあるが、オリジナルのKLIPPAN製のものもあるので購入の際は元のオリジナルに戻してくれるという。
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こちらがオリジナルのKLIPPAN製のもの。当時のF1でも使用されていたメーカーのものだ。

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エンジンをかけてみると軽く回り、明らかに調子がいい状態なのがわかる。
オーナーはこの他にAlfa 1600spider, Fiat dino spider など数十台を持つコレクターの方だが、高齢のために手放すことにしたという。
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ホィールにはCROMODORA と Dino の刻印が入るオリジナルが装着。Dino ではなく、Fiat の文字の入るものは当時の純正ではない。
エンジンルームも適度にメンテナンスされているのがわかる。
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リアクォーターウインドウのメッキモールを止めているマイナスのネジも当時のもの。
この小さなネジがオリジナル。今では入手が困難でレストアしたものは大きなサイズのネジがつくものもある。

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もちろんルーフの生地も当時のものでコンディションはご覧のような素晴らしい状態だ。
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今やDino246 の価格はクレージーなまで高騰してしまったが、それでも自分のガレージに納めたいという方にはお勧めする。
自分のガレージにおきたくなる246に久しぶりに出会えた。
今や価格が高騰し、シートは新品の革で張り替えられ、元の状態がわからないほどきれいにレストアされたものが多いなか、オリジナルコンディションでこれぞDinoという1台をお探しの方には最高の1台になるにちがいない。


  # by cavallino-cars | 2017-05-27 09:49 | Comments(0)

いざミラノへ

先週、以前紹介させていただいたガンメタリックのGTBターボのオーナーと連絡がとれ、ミラノに向かった。
ガンメタリックのカラーリングはヨーロッパでも人気らしく、すでに私の後にはオーストリアから見に来たいという人がいるという。
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お世話になったのはいつものようにBritish Airways (英国航空)。
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成田のラウンジはJALとの共同運航便のためサクララウンジが使えます。
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ヒースローについたのは午後の5時半。
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ヒースロー発6時半のBA570ミラノ行きの便に乗り継ぎ、イタリアに着いたのは午後の9時半でした。
翌日、9時にミラノ市内にあるオーナーの元へ。
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このGTBターボは昨年9月まで新車からずっと同じオーナーのもとで大切にされてきた固体で、今のオーナーが譲り受けたもの。
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走行僅か24600kmというだけで十分魅力的だが、ガンメタリックの外装にクリーム色の内装がこの車の価値をさらに高めている。
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色の好みは人それぞれだが、少なくとも私には非常に魅力的な色にみえる。クリーム色の内装のコンディションも実にいい。
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ヘッドレストに刻印された跳ね馬はオリジナルの証です。
総生産台数308台のGTBターボはそのほとんどが赤で、今まで赤以外の色でマーケットにでたものは昨年のブルー1台のみ。
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実際に赤以外のものを私が見るのは今回が初めて。年齢のせいか私にはこのうえなくエレガントにみえる。
今後何十年かけてもこのコンディションでこの色のものを見つけることは不可能に違いない。それほど貴重な一台なのです。
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おそらくモデナのマラネロで実際にグリジオメタリザートというカラーリングで出荷されたGTBターボはこの1台だけかもしれない。
上の写真はエンジンフード端に貼られた塗装のカラー番号。
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まずはオーナーが特別に取り付けたセキュリティーを解除。ローマに住む従兄弟が私がモナコヒストリックや348チャレンジに参加したことのあるPILOTA ということを話してくれていたこともあって、試乗してみないかとキーをすぐに渡してくれた。
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フュエルキャップの下につくラバーの状態からの走行距離の少ないことがうかがえる。
暖気中、マフラーから白煙が出ているかも必ずチェックする。水温が上がっても、煙がとまらない場合はピストンリングやバルブガイドからオイルが燃焼室に入っている可能性があり、エンジンをOHしなければならないからだ。
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フロントのシグナルライトもクラックや飛び石がないかをチェック。左右とも傷ひとつない。こちらは現在新品パーツが欠品中で入手するのは困難。昨年英国で売りにでたものは27万円にもかかわらずすぐに完売してしまった。
十分に水温、油温が上がってから、電動のガレージを開けてもらいミラノの街にくりだした。
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2速、3速、4速とアップシフトをし、同様にダウンシフトをしてシンクロの傷みをチェック。ちなみに灰皿は使用した様子はない。80キロほどからのフルブレーキングでまっすぐ止まるかどうかでステアリングギアボックスのガタもチェックする。さすがに走行距離が少ないだけあってブッシュの傷みもなく、足回りはしっかりしているのがステアリングから伝わってくる。
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あの背中をシートに押し付けられるような加速はミケーレアルボレートがドライブした1985年のF1の156/85を思いおこさせる。
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当時の1500cc、6気筒のF1のターボ技術がこの車に確実にフィードバックされている。
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エアコンやヒーター類のインジケーターの作動もチェックする。
オーナーの会社のガレージにもどる頃にはこの車をゆずってもらうことを決めていた。
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マニュアル類はすべて揃い、ファーストオーナーが記載された保証書、
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ASIの書類、
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そしてオリジナルのエンジンキーとドアキーが2セットあるのも嬉しい。
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タイミングベルトの交換履歴は2010年。日本にきたらベルト類の交換を含む整備をすませ、クリーニングをすれば87年にマラネロを出たきた時のような美しさを取り戻すに違いない。
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また素晴らしい1台が Milano からやってくる。
東京到着予定は8月初旬。

  # by cavallino-cars | 2017-05-26 16:59 | Comments(1)

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