California

2週間ほど前にFerrariのNew modelのCaliforniaに試乗してきました。
コックピットに座った第一印象は紛れもなくFerrariです。

イグニッションを回し、スタートボタンを押してエンジンをかけ、
そのまま芝公園から目黒線に。

まず印象的なのはミッションのスムーズさ。
355のころのガッシャ、ガッシャとつながる感じはまったくない。

現行モデルのFerrariの中では間違いなく最良のミッションです。
同乗していた599のオーナーはこのミッションを
599に移設したいと言っていたほど。

430に比べ、その加速感はややおとなしめですが、
ハンドリングはスポーツカーと呼ぶにふさわしいもの。

ほんの30分ほどのランデブーなので詳しくはお伝えできませんが、
ミッションのすばらしさは間違いありません。

これなら奥さんと共有することも可能な1台。
総額2700万円也。

  # by cavallino-cars | 2009-10-24 11:28 | Comments(0)

you're so beautiful!

いつものように英国からの船旅と今までの
31年間の汚れを落としてもらうため弊社で輸入したすべての車は
愛宕のシュアラスタープラチナカーウォッシュにまず入庫させる。

英国にはここまで丁寧にクリーニングや小傷をとってくれる所はない。
おそらく日本がこの分野では世界で1番ではないだろうか。

東京でも磨き屋さんは星の数ほどあるが、ここが1番安心。
作業をしてくれる千葉さん、橋本さんの二人はきれいにするポイントを心得ている。

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まずとることのできるエンブレムはすべてはずし、磨きこむ。
エンブレムもクリーニングし、最後に取り付ける。

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車をきれいにすることに労力をおしまない。
わずか数10分の作業だが、
仕上がりの印象がまったく違う。

作業の邪魔にならないよう308を見ながら
この頃のピニンファリーナのデザインには感銘を受ける。
それはボディラインのきれいさだけにはとどまらない。

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308の初期型はメーターの数字はすべて写真のような中抜きになっている。
後期からはすべて白のべた塗りに変更されている。

おそらく経費の問題で後期以降から変更されたのだろう。
個人的には前期の写真の数字の方が好きだ。
こんなところにもデザイナーのこだわりがみえる。

イタリヤ人のFerrariに対するこんな細かい所までのこだわりがあったからこそ
今見ても、その美しさは変らないのだろう。

  # by cavallino-cars | 2009-10-24 11:04 | Comments(0)

308GTBがやって来た!

7月21日に英国で試乗した308を載せた船が
2週間遅れで今月11日に東京港に着いた。

先週の台風の影響で船の入港が大幅に遅れたのだ。
昨日通関の書類を申請し、今日許可がおりた。

約3ケ月振りの再会。
コンテナを開く時のどきどきした気持ちを抱きながら
大井埠頭の5番バースに行くと、
すでにコンテナから搬出されてトラックの隣に駐まっていた。

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英国で船積みされた日は雨だったのだろう。
フロントウインドウにはワイパーの拭き跡が残っている。

フロントフードを開け、スペアタイヤの下のバッテリーについた
キルスイッチをONにしてイグニッションを回すと
すぐに106AB型V8エンジンは目覚めた。

いつものように近くのGSでからからのガソリンタンクをいっぱいにする。

低速では308QVよりトルクのあるこの車には
キャブ独特の加速感がある。

東京タワーの近くのシュワラスタープラチナウォッシュで汚れをしっかり
落としてもらった後、今週末にはショールームに入る予定だ。

英国の以前のオーナーは大手スーパーマーケットのオーナーや
陸軍仕官、有名なギルビージンの一族など蒼々たる人たち。

まだ見ぬ日本のオーナーが決まればこの車の新しいページ
がまた開かれる。

  # by cavallino-cars | 2009-10-14 20:40 | Comments(0)

Dino 246gt購入のCheck Points

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今までにDinoは2台所有したことがある。
1台はタルガトップのgtsそしてもう1台はベルリネッタだ。
どちらも購入時はエンジンの調子の良いものとミッションが
問題なく入るものを選んだ。

何十台ものDinoを乗ったが、エンジンのピックアップが悪いものは
たとえオーバーホールしても劇的に良くなることはないからだ。

ミッションに関してはシフトダウンが問題なくできればOK。
特に3速から2速がスムーズに入らなければシンクロがいかれているので
避けたほうがよい。
回転があわないと2速にシフトダウンできないのが
Dinoの特徴などと嘘ぶくディーラーには要注意。

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あとは内装がオリジナルのもの。
特にシートベルトは当時はバックルタイプで今のような差込型のものではない。
現代のFerrariについているシートベルトの受けが
にょきっとサイドから飛び出てるものはいただけない。

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シートベルトの製造年が示されたタグやシートベルトの付け根にあるKLIPPANのプラスティックカバーもあるものが望ましい。

シートや内張りは当時はビニール製。
シートにはセンターに金属製のリングがつく。
縫い目も上の写真がオリジナル。
レストアされたものはこれがないものが多い。
これがないとセンターがしまらずボワッとした印象になる。

外装はお金さえかければどうにでもなるのであまり気にしない。
あとはハンドリング。
半分以上のdinoはステアリングギヤボックスのガタが多く、
ハンドルをきっても船を操舵してるような感覚。

これではこの車を買う意味がない。
こちらは新しいギヤボックスに交換するだけでいい。

328と同じパーツなのだが
今は在庫がない状態なので良いものを選ぶしかない。

このDinoは購入後、内外装ともにレストアしたもの。

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ダッシュはあえてオリジナルではなく質感の良いピッグスキンに張り替えた。

シートや内張りはビニールから革ばりに変更。
お尻の部分は着座位置を下げたかったので少しクッションをうすめにしてある。

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オリジナルの塗装はドア下の部分は黒だが、ボディと同色の艶のある塗装にした。
そのため黒の時には目立たなかったゆがみや凹みをすべて板金。

費用はかかるがよりスポーツカーらしくて個人的にはオリジナルよりも好きだ。


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ステアリングセンターのDinoのエンブレムもオリジナルは青の文字。
リプロダクションは文字が黒になる。

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これはホイールキャップにつくものもいっしょ。
ホイールにはCROMODORAとDinoの刻印が入る。

購入時のチェック事項はこんなところですが、
すべて完璧なものに出会うことは今では
結婚相手を見つけるのと同じくらい難しい。

これという車に出会ったらすぐに現金を持っていくことを薦めます。
決して外見に惑わされないように!
一番重要なのは中身です。

女性と違い、申し込み金さえ持参すれば必ずあなたのところに来てくれます。

  # by cavallino-cars | 2009-09-25 12:18 | Comments(1)

愛しのDino246gt

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久しぶりにDinoに乗った。
ステアリングギヤボックスのがたや、
低速から高速までのキャブのセッティングの確認などの
最終ロードテストに首都高速の目黒線はよく使う。

246はアクセルONで野太い排気音が、
OFFでキーンという金属音がする。

エンジンの回転を6000rpm以上に上げるとキーンという
金属音が排気音を上回り、
車好きにとってはたまらない音楽になるのだ

Dinoの魅力はやはりそのハンドリングだ。
ひらひらと舞うようにコーナーをクリアしていく。

特に中速S字コーナーでは右にハンドルを切ると左に10度ほどロールし、
クリッピングポイントを過ぎたところでアクセルON,
すぐにアクセルOFFにしフロントに荷重をかけながら
ハンドルを左にきると車は右にロールし
きれいにコーナーをクリアする。

ロールの角度とそのピタッととまる感じから車の軽さを感じる。
今の430にはこの感覚はない。

3速で回るような低速コーナーはアクセルONでパワースライドさせコーナーに進入。

ステアリングの舵角はそのままでアクセルを少しもどせば
ノーズがキュンと内側にはいる。

再びアクセルを開け、元の回転に戻せば
どんなコーナーも回転を下げることなくクリアしていく。

アイルトンセナのようなアクセルコントロールが容易にできてしまう。
もちろんアクセルを完全に戻してしまうとスピンモードになるので大変危険。

よく後輪が滑るとあわてて、アクセルから足を離したり、ブレーキを踏む人がいるが、
これは事故につながるので厳禁。

Dinoを運転するとスポーツカーは軽さが重要なことを痛感します。
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FERRARIはいつになったらまたこんな車を作ってくれるのだろう。
車は速さだけではけっしてないのです。

こんなハードなドライビングが出来て、
とまっている姿は優雅で美術品のようなDino。

そのデザインにはまさにイタリアの職人技が凝縮されている。
こんな車はもう造る事が出来ないと思う。
世界遺産のような車です。

  # by cavallino-cars | 2009-09-19 15:45 | Comments(0)

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