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gt4 とGTBとのステアリングの違い

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一見同じに見えるDino308gt4とFerrari 308GTB とのステアリング。(上の写真はGTBのもの)
しかしよく見るとスポークのホーンボタンまわりのアールが異なります。
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gt4のステアリングはホーンボタンにそった、外にでた曲線の形状に対し、GTBはアールが中に入った曲線となる。

下の写真をみくらべていただけるとご理解いただけると思います。
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左右のスポークと下のスポークをつなぐアールの違いがわかりますか?
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上部の左右のスポークをつなぐ形状も微妙に異なります。

ベルトーネとピニンファリーナのこだわりがこんなところにも見えて興味深い。

  by cavallino-cars | 2017-12-29 12:48 | Comments(0)

もっと走っていたい!

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12月21日静岡に納車になったGTBターボのオーナーからメールをいただいた。
前にもご紹介したが、オーナーはF40 と288GTO、50などスペチャ-レを所有しておられる。
そのメールはGTBターボ最高です!!からはじまる。全文をオーナーの許可をえたのでご紹介いたします。

GTBターボ最高です!!
3500回転~5500回転が多用されるワインディングでは、288より遥かに爆発力のある走りが楽しめます!
もっと走っていたい.... 気がつけば夜になってしまいました。
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たった2リッターの車なのに40と同じく炸裂感あふれる刺激的な走り、コーナー脱出手前でステアリングを戻しつつ、アクセルを深く踏み込めば、40同様に一瞬にして身体が置き去りにされ、猛然とロケット弾のように飛び出していく様はまさに40と同じです。

40よりも加給圧が低く、軽快に立ち上がる分、思い切って踏み込めます。
とはいえスリリング! タイヤを換えておいてよかったです。

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288はスーパーチャージャー的な穏やかな加速なので公道での刺激はGTBターボほどありません。
対してこの車は加速の炸裂感があり、288にくらべ路面状況のあまりよくない峠でもスタビリティーが高く、ステアフィールも落ち着きがあり、思い切って踏み込めます。

またGTBターボには288で過去何度もセッティングを試みてきたリアのバタつきがなく、路面追従性のよい、しなやかな足回りがいいですね。

GTカーとしての快適な乗り心地も気に入りました。いつまでもどこまでも走っていたくなります。

ブレーキフィールも素晴らしい。
288のオーバーサーボ気味のロックしがちなカックンブレーキとちがって峠を攻めている時の減速フィールが踏力に対して効き方が自然でダイレクト、スポーツカーとして秀逸です。
その際のステアリング剛性も30年前のフェラーリとは思えません。

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こうして288とF40,GTBターボを乗り比べてみて、GTBターボは長きにわたって自分が288改善へのセッティングをあれこれ試みてきたことが見事に解消されていて、公道における走りの質や刺激も40よりの楽しい車です。

正直、永く288と付き合ってきた身としましては少々複雑な心境です。

考えてみるとこの車の完成度は生産年次に起因しているのかもしれませんね。
ターボ実験期の208ターボから始まり、288GTOを経て、それらのネガティブの部分を解決してターボフェラーリの完成形のF40 のワールドプレミア前にエンツォがイタリア国民のみにプレゼントしたスペチアーレだったのかもしれません。

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なぜなら288のネガティブ部分がすべて改善され、そのドライブフィールはF40にちかいからです。

公道で気軽にスポーツドライビングが楽しめるエレガントなベビー40といった感じです。

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まだ私が学生の頃、ボローニャに留学中に現地クラブに所属するGTBターボのオーナーに遭遇した時、オーナーがこの車は288よりも好きなんだと誇らしげに話してくれたミステリアスなGTBターボの魅力が、およそ30年の時を経て、「本当だった」と実感しています。

日本での奇跡の再会に感謝します。

3台のフェラーリを乗り比べられたオーナーの意見は非常に貴重です。
私もまったく同感です。今や288も40も1億円をこえるスーパーフェラーリですが、GTBターボはまだ頑張れば手が届くところにあります。
美しく、しかも乗って楽しい車こそ自分のガレージにおいておきたい。

I様、impression ありがとうございました。

Felice anno nuovo !!



  by cavallino-cars | 2017-12-28 11:06 | Comments(0)

Milano から静岡へ

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今年の5月にミラノのオーナーから譲り受けたGTBターボが明日いよいよ日本のファーストオーナーに納車される。
車が到着する2ヶ月前の6月に申込金をお振込みいただいてから半年。
ゆっくり整備して下さいとおっしゃっていただいた I 様、大変おまたせいたしました。
新たにオーナーとなられる方は288GTOとF40 も所有されており、1ヶ月前に私の運転で助手席に乗られた後でこれはミニ40だねとおっしゃっていた。
私もまったく同感でその爆発的な加速は288よりも40に近い。
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日曜にはオーナーの希望でNEW タイヤに交換。あの加速を体験した後では古いタイヤでは危険と思われるのもわかる。
特に路面温度が低くなるこれからの季節を考えると非常に賢明な判断だ。
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本日午後1時にトラックへの積み込みも無事に終了。明日の午後にはオーナーのガレージに納まる。
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初めてステアリングを握ってご自分で運転されたインプレッションを是非お聞きしたい。
この車のミラノのオーナーのStefanoさんはオーストラリアからの購入希望者がいたのにもかかわらず、私に譲ってくれた。
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30年前にマラネロをでてイタリアの愛好家のもとで過ごしてきた車が今こうして日本にあること、そして新たなオーナーのガレージに納まることは奇跡のようなことなのだと納車するたびに感じる。
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この美しいGTBターボの30年目のクリスマスはイタリアから遠く離れた日本で迎える事になります。
Buon Natale !

  by cavallino-cars | 2017-12-19 21:03 | Comments(0)

走る前の点検

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308のエアフィルターのふたは4つのネジでとまっている。
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エンジンの細かい振動で必ず緩んできます。出かける前に必ず手で締まるか確認して下さい。
もし手で動くようであれば、緩んで取れてしまう可能性があります。
その時は必ず工具で増し締めして下さい。


  by cavallino-cars | 2017-12-02 17:38 | Comments(0)

北海道に

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昨晩、ローマから譲り受けた黄色のDino308gt4 をトラックに積み込んだ。
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来週の4日には北海道にて登録予定。今頃はフェリーの中にちがいない。
おそらく当分はガレージの中で過ごすことになる。
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あのまっすぐな道をエキゾーストノートを響かせて疾走するのは来春。
今まで弊社の輸入した車で北海道に納車させていただいたのはGTBターボのみ。
今回が初のgt4です。
モダンカーを乗り継いでこられた新しいオーナーが初めて弊社で試乗されてから2ヶ月。
クラシックはトラブルもありますが、それを上回る楽しさがあります。
自分だけの1台を持つ歓び、そしてイタリアからの歴史ある1台が自分のガレージにあるということは実に素晴らしいことなのです。
来春、北海道の大地を走ったインプレッションをお聞きするのを楽しみにしています。

  by cavallino-cars | 2017-12-01 19:41 | Comments(0)

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